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zoom RSS フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展

<<   作成日時 : 2011/04/18 00:07   >>

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Bunkamuraミュージアムで「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」を見ました。フェルメール独特の窓から差し込むやわらかい光は健在です。

精緻で繊細な筆づかいで描かれたリアリズム絵画は、画面に登場する地理学者の頭の中に巡らされた思考までも描き出そうとしているかのようです。

この一枚の絵にまつわる大航海時代というオランダの時代背景が、地球儀などの展示物とともに解説されており、一枚の絵画から当時の世界の動きのようなものを描き出そうとする企画者の意図を感じます。

しかし、大げさに言えば、ヨハネス・フェルメール(1632〜1675)の作品1点で入場者を呼べるのですから、日本人はつくづくこの画家が好きなのだと思いました。

30数点しか作品が残されていないという希少性と日本初公開ということが、「見たい」という意欲を掻き立てるのかも知れません。
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●フランドル絵画の魅力

今回はドイツのフランクフルトにあるシュテーデル美術館の所蔵作品で構成されています。

フェルメールの時代に合わせて17世紀の作品が中心で、中でも私が最も惹きつけられたのがヤン・ブリューゲル(父)の作品です。

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特にヤン・ブリューゲル(父)の工房で制作された「ガラスの花瓶に生けた花(1610-25年頃)」は、これぞフランドル絵画の花の絵といえる秀作です。

オランダはキリスト教におけるプロテスタントの発祥の地です。

16世紀のルネッサンスの時期に合わせるかのようにルターの宗教改革が起こりました。

当時のキリスト教と芸術は切っても切り離せない関係で、互いに影響を与えながら発展してゆきました。
芸術と宗教
キリスト磔刑図・私の十字架


オランダのフランドル絵画は、中世のカトリックからプロテスタントに移り変わることによる自由な雰囲気が、彼らの絵画にも反映しているように思います。

人物も世俗的な人々が登場し風俗画が多く描かれました。果物や魚や花なども好んで描いたようです。

そうした絵画には生命それ自体のよろこびがあります。

なぜ果物や魚などの獲物を描くかと言えば、絵画というものは描くにおいても飾るにおいても、そこにはどこかしら幸せになりたいという願い事や素朴な祈りのようなものがあるからです。

例えば、果物や魚の絵を飾るのは、万物の豊かさを求める心が反映しています。

花の絵に関して私はよくこう言います。

「この花は水を上げなくても枯れないですよ」

冗談で言うのですが、実は絵に描かれた花は、実際の生の花よりも生命力があります。

もちろん立体的な生の花は平面の絵画に比べて刺激が強いのですが、長く見比べたら絵画の方がエネルギーがあることがわかります。

優れた絵画というものはそういうものです。

フランドルの巨匠たちが描く古典的な花の絵には、力強いエネルギーと不思議な存在感が漂っています。

是非、お確かめください。

ルノワール「裸婦(ヌード)」北漢山のチンダルレ
ブリューゲル「バベルの塔」に人類の理想を見る


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