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zoom RSS 韓国画家・朴芳永 評論(1)「シンパラム」

<<   作成日時 : 2011/09/06 21:58   >>

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韓国で現在注目を受けている中堅作家の一人に朴芳永(Pak Bang-young パク・バンヨン)がいます。
韓流ファインアート
仁川プラットホーム「「朴芳永Pak Bangyongスタジオ」」
朴芳永PAK BANGYOUNG個展「毛劍」Web gallery14.12


2010年11月に李明博大統領が主催するG20で、韓国文化を紹介するパーティが行われましたが、ファッションショーなどに混じって、朴芳永の絵画制作パフォーマンスが行われ好評を博しました。

朴芳永のパフォーマンスはパワフルで、2008年にも横浜のアートショーで行われました。私はそのときの企画者の一人で、実況解説をしたことがあります。

G20での観客は各国大統領夫人などのVIPやKポップスターや俳優などで、他のショー以上に最も注目を浴びたようです。

  ■G20パーティでパフォーマンスを行う朴芳永
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今回は、2006年に東京銀座の画廊で開催した朴芳永の個展パンフレットに掲載された評論文を3回に分けて掲載します。筆者はRYOTAです。

タイトル『遥かなる大地を渡る風に民族の魂の鼓動が聞こえる』

@シンパラム

 10年ほど前、3年間のアメリカでの活動を終えた朴芳永は京畿道の坡州という田舎に移り住んだ。道路の四つ角に面した彼の家の前には鳥の木型を竿のてっぺんに飾った「ソッテ」が立てられている。北アジアに広く分布するソッテはその起源を青銅器時代に発し、韓国ではこれを立てることで村の徐厄招福や豊作そして個人の安寧を祈念した。朴芳永の家の前のソッテは現代に作られたものだが、おそらく村が出来た当初の遠い昔からそこにあったのだろう。私が初めて彼の家を訪ねてそれを見たときに、この土俗的な信仰対象物は彼の作品に漂う原初的な霊気に通ずるような気がしてならなかった。

    ■朴芳永の家の前のソッテ
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「ラスコー展」洞窟壁画に見る芸術の本質


 韓国語に「シンパラム」という言葉があるが、直訳すると「調子」となり、湧き上がる興のようなものを表す。それは日本人が祭りの笛や太鼓の音を聞くときに血が騒ぐようなものだろう。韓国の美術評論家キムチャンドンはこのシンパラムという言葉を「私達の生の中に内在し機能し無限な自由を得ようとする開放的態度である」と説明し、「彼(朴芳永)のシンパラムは非理性的であり、無意識的属性を通じ、論理を越えて事物と認識の中心に至る健康で潜在的なエネルギーだ」と述べている。えらく難しい説明だが・・・、なるほど朴芳永の天真爛漫な作品がもたらすシンパラムは、我々の心をよろこびに湧き立たせ自由へと解き放ってくれる源泉的なエネルギーだ。それは哲学や思惟に因るものではなくあのソッテに内包された素朴で無意識な祈りに通ずる。
(2)「東洋的なものへの回帰」につづく

    ■朴芳永2006年作品「花畑で」136×85
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絵画の価値(7)朴芳永「精神治療か魔除けか」


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