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zoom RSS 絵画の価値(4)「精神性」その2・潜在意識の浄化

<<   作成日時 : 2012/05/12 22:24   >>

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「美しいものは魂を浄化する」(岡田茂吉)
「芸術は日々の生活の埃を、魂から洗い流してくれる」(パブロ・ピカソ)


先回、絵画という芸術作品がもたらすカタルシス(浄化作用)という効果に少し触れました。絵画の価値(3)「精神性」その1・生き様を映す絵

カタルシスは芸術の最も重要な内的効用の一つです。では芸術によって浄化されるものは何かと言えば、それは人間の潜在意識にまで至るのです。

●意識のエネルギー

私たちが普段自分の頭の中を検証してみることはあまりありません。いつも漫然と思うに任せているといってもよいでしょう。

たまに「自分が何を考えているか」と客観的に瞬間瞬間の自分をチェックしてみると、けっこうしょうもないことを考えたりしています。特にストレスの中にいると、ネガティブでマイナス的な思いが浮かんでいます。

例えば「失敗したらどうしよう」「うちの子は大丈夫かしら」といった心配や恐れ。人間関係につまずいて起こる「いやなやつ」「ダメな人」といった裁き・・・。

そうした心配や恐れや裁きはネガティブなマイナスのエネルギーです。それが思考の上に乗ると、思考は言葉を生みます。思考と言葉は行動にも影響を与えます。

この「思考」「言葉」「行動」は実は私たちの現実を作り上げている原因のエネルギーです。

例えば、あまり心配をしすぎると心配したとおりの結果になるものです。また他人を「いやだ」と思うと、相手からも「いやだ」と思われたり、嫌な出来事がその人との間に起こったりしてしまうものです。

思考と物質の関係は量子物理学においては証明されているようですが、私たちの思考の持つエネルギーは物質に影響を及ぼし現実に反映するのです。私たちが考えたことは、それが宇宙に発信されて、宇宙がその考えに反応し、再び自分に戻ってきて現実に映し出されてゆくというのです。

もしも私がネガティブな思いを抱いたとしたら、私の現実はネガティブな様相となり、逆にポジティブに思い描くことで現実はうまく切り開かれていくのです。これは人生を指南する世の中の成功法であり驚くべき宇宙の秘密です。

つまり幸せになるためには常にポジティブに考えることが肝要なのです。

●顕在意識に影響をおよぼす潜在意識

ところが、私たちは先述したごとくのネガティブな思いに支配されていると言っても過言ではありません。それは、私たちの潜在意識の中にあるネガティブな記憶が頭をもたげるからです。潜在意識には一人の人間が生まれて今日まで、見たり聞いたり経験したりという様々な記憶や感情が全て貯蔵されています。私たちが忘れ去ってしまったことも含めて全てです。

この潜在意識にネガティブな記憶があるがために、私たちの思い自体がそれに多大な影響を受けるのです。たとえばTVを見て得る情報も、親から「あれはダメこれはダメ」と躾けられたことも、よくよく見つめてみればネガティブな観念となって自分の中に定着してしまっていることが多いのです。

時には常識と思われていること自体がネガティブなエネルギーとなって人間の可能性を阻害してしまっているのです。

そうしたネガティブな観念や記憶をどこかで解放する必要があります。

ヒューレン博士という方が、ハワイの伝統的な呪術を簡略化してセルフアイデンティティ・ホ・オポノポノとして教えている内容も、この潜在意識を浄化して、現実をよい方向に変えてゆくためのものです。

また潜在意識は社会意識にもつながり、潜在意識どおしは互いに通じているというのですから、一人の人間(私)のネガティブな潜在意識を浄化することは、大げさに言えば人類の平和につながることになるのです。

では美術品に潜在意識を浄化する力があるのでしょうか。拡大すれば、それは美術品は平和に貢献するのかという命題でもあります。

私は美術品こそが潜在意識にまでとどくポジティブなエネルギーを備えているという確信を持っています。つまり潜在意識のネガティブな記憶を浄化する力があるのです。

美術品と人間の間に作用するメカニズムは次回に説明したいと思いますが、たとえば絵画という美術品のポジティブなエネルギーを一言であらわせば、それは「愛」です。ポジティブをプラスとすればネガティブはマイナスです。「愛」はプラスの中でも最もプラスのエネルギーです。

マイナスのエネルギーは同等のプラスのエネルギーで相殺されるのです。

カタルシス(浄化)を覚えるときに人は涙を流すことが多くあります。それは自分自身の中のネガティブでマイナス的な要素が浄化され洗い流されてゆく現象でありそのことによる快感です。

奇跡のメカニズム@「絵画はネガティブな精神を浄化するか」

●ある娘の証し

ここに一人の若い娘さんが絵の前で涙を流したときのことを紹介しましょう。

小さな地方都市で行われた絵画展での事である。二十歳そこそこの娘とその母親が仲よく会場に入ってきた。そして職員の説明を聞きながら一点一点熱心に見て回っていた。一回りして見終わろうとするころ、娘が一枚の絵の前で何かに打たれたように立ち止まり動こうとしない。無言のまま絵を見つめるその顔はどことなく硬直している。さらに、赤らんだ目からはついに涙があふれ出した。娘の目の前には一枚のピエロの絵があった。
驚いた母親が尋ねた。「どうして泣いてるの?」・・・娘は押し黙ったまま応えない。母親は困惑しさらに尋ねる。しばらくして、娘は躊躇いに抗うように口を開いた。
「私がまだ小学生の頃、お母さんは『仕事が忙しい』といって晩くまで家に帰らなかったでしょう。友達の家へ行けば暖かい夕飯を食べさせてもらった。でもおうちではいつも冷たいご飯を温めて食べていた。本当は淋しかった。もしお母さんに『淋しい』と言えば心配するのがわかるから・・・」
その言葉に今度は母親が泣き出した。娘は嗚咽をこらえて話を続けた。
「このピエロの絵を見ていると・・・そんな淋しかった私の気持ちをわかってくれるような気がするの・・・」


     ■木村信之「天使の羽根をもらったピエロ」
画像


ここに紹介したエピソードは、ただのセンチメンタルなお話などではなく、現代人のリアルな生き様です。ちなみにこのピエロの絵は木村信之という画家の絵でした。その絵に込められたストーリーはこうです。

「たとえつらいことあっても、いつも人々を笑わせるためにおどけるピエロ。その姿を神様は見つづけていた。ある日、ピエロのそんな努力が認められ、神様から天使の羽根をもらい、メッセンジャーとなった」

娘はいい子だったのです。いい子こそが潜在意識に悲しみや恨みを秘めているのかもしれません。

その娘が大人になり一枚のピエロの絵に共鳴しました。ポジティブなエネルギーとの共鳴によって、既に忘れてしまっていたけれども心の底に眠っていた悲しみや恨みが涙とともに洗い流されたのです。

これは一枚の絵が、潜在意識の中に仕舞い込まれていたネガティブな感情を浄化したという証しなのです。
絵画の価値(1)「インテリア性」
絵画の価値(2)「財産性・投機性」
絵画の価値(3)「精神性」その1・生き様を映す絵
絵画の価値(5)「情操教育」病める子供たちへ
絵画の価値(6)精神性その3・磯部晶子「本性に語りかける花の絵」
絵画の価値(7)朴芳永「精神治療か魔除けか」

奇跡のメカニズム@「絵画はネガティブな精神を浄化するか」

キリスト磔刑図・私の十字架

「愛の舞踏」徐世トからの物語

ヴィジョナリーアート「幻想の空間」ベニー・アンダーソン

カタルシス体験/ポップス「S&G・ボクサー」」
カタルシス体験2/鴨居玲展「酔っぱらい」」

「美しいものは魂を浄化する」(岡田茂吉)
「芸術は日々の生活の埃を、魂から洗い流してくれる」(パブロ・ピカソ)



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