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zoom RSS 岡野岬石・韓国アートフェアーART ASIA2012出品

<<   作成日時 : 2012/12/12 23:32   >>

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2012年12月12日より韓国ソウルのCOEX国際貿易センターでアートフェアーART ASIAがはじまり、そこに岡野岬石の作品が出品されています。

    ■ART ASIA展示会場風景
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このアートフェアーは今回が第一回目で、運営委員の一人である美術評論家の申恒燮(シン・ハンソプ)が、岡野岬石と旧知の仲ということもあって、「是非出品して欲しい」という招待により実現しました。

岡野岬石本人は参加せず作品出品だけですが、岬石いわく「韓国で絵を描く機会があるのなら行ってもいいが・・」と、いつも絵を描くことを最優先にしている様子。でも、ここのところソウルはマイナス10度。イーゼルを立てた瞬間に我知らず流れ出た鼻水が凍ってしまいそう。

今回の出品作は大きくても10号以下のものですが、すべて屋外で描いた日本の風景画と実物を前に描いた花と静物です。小さなブースに合った奇麗な展示になりました。
岡野岬石・新印象主義Neo-impressionism「世界それ自体が美しい」

岡野岬石「富士山」酒徳と絵徳

    ■岡野岬石作品展示ブース
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    ■岡野岬石「東伊豆風景」P10 キャンバスに油彩
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美術評論家の申恒燮は「(絵が)いいですね、現場で描いているのでますます・・」と絶賛していました。

韓国にも風景現場で描く画家は結構いるものの、印象派の画風は日本植民地時代に少し学ばれたくらいで正統に画家たちに受け継がれてはいません。岡野岬石のように印象派の高い理想と思想を持って現場にイーゼルを立てて描いている画家は稀です。彼ほど徹底して光と空間を研究し尽くしてスキルを磨いてきた画家は、今や日本でもほとんど居ないと言っても過言ではないでしょう。

このブログで紹介した韓国の画家車一萬(チャ・イルマン)も現場で描くことが多いのですが、現在の岡野のように描写に徹する姿勢はなく、仕上げた作品のタッチや色彩には表現主義的な要素が見られます。

    ■車一萬作品「麗水風景」 F6 キャンバスに油彩
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前夜のオープニングに李斗植(イー・ドゥシク、元韓国美術協会理事長)が来賓として参加していました。李斗植は以前銀座の画廊で岡野との二人展を企画した相手の画家です。岡野の絵の前でその当時を懐かしんで雑談しました。
岬石・岡野浩二アトリエ訪問「光と空間」

    ■岡野作品の前で。左が申恒燮・右が李斗植
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    ■李斗植。後ろは韓国の画廊ブースの本人の近作
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李斗植(イー・ドゥシク)韓国美術協会葬

本日初日ですが、日本と同じように国民の関心事は選挙(韓国は大統領選挙)で出足はいまいちです。円高もあって販売の期待を大きく持てないのは仕方ないにしても、それよりも、印象派が根付いていない韓国で、現代アートに逆行するかのような印象派のスタイルが一般の美術ファンにどのように受け止められるかが気になるところです。

そう思っていると、岡野の絵を長い時間をかけてじっと見ている若い女性がいました。話をしてみたら日本で生物学を学んだという人でした。

帰り際この女性が言った言葉は、「このアートフェアー全体の展示の中でこの先生の絵が一番いい。」

もう1人、なりたての女流画家が岡野の絵に惚れ込み、資料として置いていた岡野の初期の作品を集めた画集を譲ってほしいとウルサイこと。一冊しかないからダメだっちゅうのに。そして「日本に行けばこの画家に会えますか?」と、絵も買わないのに追っかけを決意するのでした。

こうして見ると、流行や国境や民族の壁は芸術にとっては問題ではないのだ!

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岡野岬石ホームページ

古美術商と新画商「学びを逸した話」



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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
すっきりした展示で、作品が良くみえます。

申さんや李さんに宜しくお伝えください。

私の方も『視惟展(横浜展)』が15日(土曜)からはじまります。結果はどうであれ、絵を描く喜びと、その絵を他の人に観てもらえる喜びは、そして、そういう機会を与えられた喜びは画家冥利につきます。
ありがとう。
岬石
2012/12/13 19:33

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