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zoom RSS 国立西洋美術館「常設展15選」

<<   作成日時 : 2016/11/03 16:13   >>

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国立西洋美術館で「クラーナハ展」(2016年10月15日〜2017年1月15日)が開催されている。今回の記事は私も大好きなクラーナハではなく、常設展の方から15点を選んでその画像を紹介する。

国立西洋の常設展は見ごたえのある作品が多い。今回紹介する作品は、ネームバリューや代表的絵柄や作品の大小にこだわらずに、自分が気に入ったものを選んだ。(11月初旬の展示から)

なお、画像はすべて美術館内でスマホで撮ってトリミングしたもの。「額」も美術作品と言ってもよいほど美しいものがいっぱいあるが、絵を大きくするため額の部分はかなり省いてトリミングした。

スマホで写しているのでピントや構図が甘いのは仕方ない。そのかわりに国立西洋美術館の作品ライティングの臨場感が出ている。少しばかりの美術館気分をどうぞ。

■入口のクラーナハの看板
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まず、中世キリスト教絵画から。

1)14世紀シエナ派「聖ミカエルと龍」(テンペラ/板)
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シエナ派はイタリアのシエナを中心に活動した画家たちのことで、ヴェネツィア派とフィレンツェ派と並ぶ。装飾的な画風と神秘主義的な傾向がある。
ヴェネツィア・聖母・ティツィアーノとルネッサンスの巨匠たち

2)アンドリアーン・イーゼンブラント(に帰属)「王座の聖母子」16世紀(油彩/板)

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作品は小さいが重厚感があり力強い。背景の奥行きが聖母子を引き立てている。

3)ペーテル・パウル・ルーベンス「豊穣」1630年ごろ(油彩/板)
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この日ルーベンスは小品2点が並べて飾られていて、この作品にはとても惹きつけられた。神話を題材にしているようだ。あっ、お日様に人の顔が。

4)ジャン=バティスト・カミーユ・コロー「ナポリの浜の思い出」1870〜72年(油彩/カンヴァス)
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フランス・バルビゾン派のコローは3度イタリア旅行をしている。この作品はナポリを訪れてスケッチしたものをもとに仕上げた大作。これぞコロー。

5)ギュスターヴ・クールベ「馬小屋」1873年(油彩/カンヴァス)
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他にもクールベらしい波の絵など2点が展示されていたが、この「馬小屋」が妙にリアルに目に映った。松方コレクション。よくぞこのような絵を買っておいていたものだ。

6)ポール・セザンヌ「ポントワーヌの橋と堰」1881年(油彩/カンヴァス)
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セザンヌは1872〜81年の間ここで過ごし、印象派のピサロとよくイーゼルを並べて描いた。セザンヌ独特のキュービックな要素が現れる画風に変化する直前の作品。
画家の箴言名言(3)ポール・セザンヌ「修行僧のごとく」

7)クロード・モネ「雪のアルジャントゥイユ」1875年(油彩・カンヴァス)
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国立西洋美術館の常設展の中にはモネ作品のみを十数点飾った部屋がある。その中でも小さい部類の作品。雪景。曇り空の淡い光が私の郷愁を誘う。
ボストン美術館展「ジャポニスム」モネとゴッホが惚れた日本美術

8)ギュスターヴ・モロー「ピエタ」1876年(油彩/板)
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モローは小品が多く、これも20cmくらいの小さい作品。イエスを抱くマリアの描写はまさにモローのそれだ。
ミケランジェロ彫刻「ピエタ」美しきミーメーシス

9)ダンテ・ガブリエル・ロセッティ「愛の盃」1867年(油彩/板)
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モデルの女性はロセッティの妹クリスティーナ。彼が結成したラファエル前派の画家たちの絵に必ずといってよいほど登場する。

10)ジョヴァンニ・セガンティーニ「羊の翦毛」1883〜84年(油彩/カンヴァス)
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セガンティーニは3点展示されていた。これを含めた2点は変形100号くらいの大きな作品。(100号は長辺が162cm)
セガンティーニ「母子−絵を読み解く」

11)エドアール・ヴュイヤール「編み物をするヴュイヤール夫人」1920年(油彩/カルトン)
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「ナビ派」の作家はボナールが多く展示されていた。ところで、ヴュイヤールは渋いなぁ。

12)ピエール=アルベール・マルケ「ポルト=ヴェルサイユの雪景色」1904年(油彩・カンヴァス)
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マルケの淡い灰褐色の色使いと淀みない筆遣いは、雪景色と霞を描くためにあるのではないだろうか。彼の油彩は水墨画を思わせる。

13)モーリス・ブラマンク「町役場」1920年(油彩/カンヴァス)
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1905年からわずかの期間マティスらと築いたフォービズムのあとに、セザンヌの影響を受けた画風へと変化する。そこからさらに晩年のナイフを多用したドラマチックな作品に変わっていくのだが、これはセザンヌから晩年に向かう過渡期の作品。

14)アンドレ・ボーシャン「アルクマールの運河、オランダ」1940年(油彩・カンヴァス)
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ナイーフ・アートの旗手アンリ・ルソーにつづく作家。変形100号くらい。この雲はまさにナイーフ。見る者を優しい気持ちにさせる絵画だ。

15)ピエール・ボナール「花」1933年(油彩/カンヴァス)
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密度の濃いこの色彩こそがボナール。これはせいぜい10号サイズの作品。国立西洋美術館の常設展の出口にかけられ、いつも来場者が帰るのを見送っている。

「また来てね!」


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