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zoom RSS ミュシャ展『スラヴ叙事詩』民族の誇りを描く

<<   作成日時 : 2017/04/09 15:15   >>

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六本木の国立新美術館で「ミュシャ展」が開催されています。(2017年3月8日〜6月5日)

作家はアルフォンス・ミュシャ(ムハ)というチェコ出身の画家。

パリで活動し、19世紀末にパリでアールヌーヴォーが流行ったころ人気を博し、今回も当時の版画が数多く展示されています。

しかし圧巻は、ミュシャが50歳を過ぎて描いた『スラヴ叙事詩』です。

『スラヴ叙事詩』の作品内容は、最大のもので610×810cmで、それに準ずる大きさのキャンバスに油彩とテンペラで描かれた絵画が全部で20点。

あまり人目に触れることなくきたこの大作は、2012年5月からプラハ市立美術館(ヴェレトゥルジュニー宮殿)で全作品が公開されました。今回の日本での展覧会はプラハ以外で初めて全20作品を公開するものです。

公式ホームページ(下記URL)で全20作品の画像と簡単なストーリーを見ることが出来ますので、展覧会にこれから出かけようとされる方は覗いておいた方が楽しみが深まると思います。
http://www.mucha2017.jp/slav/intro.html#link

尚、国立新美術館の会場では順不同の展示になっています。

『スラヴ叙事詩』はスラブ民族の歴史を絵画で綴った作品ですが、大迫力の画面です。撮影可能なコーナーで撮った写真を下に掲載しますので、その規模が理解できると思います。

●民族の誇りを描く
ミュシャ(ムサ)という画家は19世紀末のアールヌーボーの画家として独特の作風で一世を風靡しました。1990年前後にエミール・ガレやドームなどのアールヌーボーのガラス工芸品を大量に日本に入ってきましたが、私もその時にミュシャの版画にお目にかかっています。

版画は極めて装飾的でしかも平面的に描いたものが多く、そのころの印象は、「イラストのようなきれいな絵」といった程度で、それほどすごいとは感じることが出来ませんでした。

(ただし日本の漫画家やイラストレーターは多大な影響を受けています)

とろこが、今回の『スラブ叙事詩』で、その大きさに度肝を抜かれただけではなく、ミュシャのデッサン力と構成力、油彩とテンペラ画の技術に圧倒されました。ミケランジェロやティツィアーノのような重厚さはありませんが、歴史上最大の優れた叙事詩絵画です。

ミュシャはパリで活動しながら自らのルーツであるスラブ民族が理解されていないことに失望し、民族の豊かな歴史を絵に表そうと1910年〜20年代に16年の歳月をかけて描きました。

この民族が辿った歴史は人類歴史と同じように戦火にまみれることもありました。ミュシャはその被害による痛み(怒りや悲しみ)は描いているものの、戦闘シーンはほとんど出てきません。

制作の動機は民族の誇りです。そして芸術家として魂に湧き上がってくるおもいがあってこそこれだけの作品を世に表すことが出来たのだと思うのです。

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