マークエステル日本神話作品奉納「鹿児島新田神社」

以前、マークエステル古事記作品の神社奉納を紹介しました。今回は第一回目の伊勢神宮への奉納から数えて85番目となる鹿児島の新田神社への作品奉納の様子を伝えます。
フランス作家・マークエステル 日本神話「古事記」を描く
宮崎高千穂・天岩戸神社「マークエステル古事記作品奉納」
マークエステル展「九州国立博物館ミュージアムホール」

私が鹿児島に入ったのが5月22日でしたが、その直前の3日間くらい、桜島は噴火を続けていた模様です。火山灰が降り注いだ空はまるで黄砂のようで、道路のところどころには吹き固まった黒い灰が残っていました。

空港から鹿児島市内に向かう途中のトンネルの中では、車が巻き起こす風に吹かれた火山灰が行き場もなく舞い上がり、もうもうと煙っているのでした。

聞きしに勝る桜島噴火の火山灰。「地元の人たちはさぞ大変だろうな」と思うのですが、道路を歩く人でマスクをしている方はほとんど見うけられません。運命に逆らうことなく逆境を粛々と受けとめているといった逞しさを感じます。それも郷土の桜島に対する誇りと愛情がなせる業でしょう。

さて、今回の奉納にお付き合いして新鮮だったのは、舞踊家の浅野瑞穂さんによる舞の奉納が一緒に行われたことです。

      ■浅野瑞穂の舞
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浅野瑞穂の舞はいわゆる創作舞踊で、もともと中国舞踊を学び、巫女舞などの基礎をマスターしておられますが、舞踊芸術の独特な世界を切り開いています。

真っ白な舞台衣装に身を包んで現われ出でた彼女の姿は、その場の空気を清めるような凛とした佇まいです。それはまさに鶴のイメージです。衣装をまとった時点で既に一つの心情レベルを造成しているのでしょう。舞いは「静」の動きの中にエネルギーを凝縮し、それをゆったりと解き放つような印象を受けました。

体全体から指先まで至るまでその容姿は美しく、バリ島などの東南アジアの舞踊に見られる細かな動きはないものの、この指先で何かを語っているように見えます。

舞いが進むと、次第に目が細まって内観の様相、さらに入神状態に近づくのでしょうが、今回、私が回りでうるさくマークエステル持参のカメラのシャッターを切っていたので、もしかして邪魔してしまったかもしれません。ゴメンナサイ。

    ■マークエステル作品奉納の儀
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マークエステルの新田神社への奉納作品は「天孫降臨」。邇邇芸命(ニニギノミコト)の姿が描かれています。

フランス人が日本神話を描くことは、たとえば「天皇」という言葉につながるイデオロギーを超えています。昔話には面白さだけでなく人生の教訓がありますが、神話が好きな人にとっては愛とロマンと時空を超えた思考の面白さがあるのでしょう。

2012年5月25日放映のNHKのBSプレミアム「新日本風土記」で画伯の紹介がなされます。

マークエステルは年内108箇所の奉納を目標に日夜作品制作と奉納と展示会をこなしていますが、その疲れを取るために温泉によく入ります。

実は、奉納の次の日、マークエステル氏と一緒に男4人で桜島の麓の古里(ふるさと)温泉という温泉に一緒に入りました。鹿児島湾の広々とした海に3メートルあまりの距離で隣接した露天で、しかもここは、な、なんと、こ、こ、こ、混浴です。ただし綿の白装束を着て入るのですが、これがまた・・・。

実はカメラで記念写真も撮っており、写っている我々の腹が出ていること以外は別に倫理的に問題はないのですが・・・その写真は掲載しません。えっ?そんなもの誰も見たくない!失礼しました。

真面目なブログなのにたまに話がこんな風になってしまうのはなぜでしょう。

そこの貴方さま、そう、貴方です。「不埒なやつめ」と言って読者を離れないでくだされ。

フランス作家・マークエステル 日本神話「古事記」を描く
宮崎高千穂・天岩戸神社「マークエステル古事記作品奉納」
マークエステル展「九州国立博物館ミュージアムホール」

    ■桜島から鹿児島にわたるフェリーの上から
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