閔庚甲「ソウル市立美術館個展」

韓国芸術院会員の閔庚甲(ミン・ギョンカプ)の個展が、2012年5月8日~6月3日ソウル市立美術館において開催されました。

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現存作家の公立美術館での個展企画は、よほどの注目作家か、あるいは画壇での功績が大きい作家において為されます。閔庚甲は、韓国の元老作家として精力的に画業をこなすと同時に、美術界の発展のために日韓の交流など様々に活躍してきました。

この日2012年5月31日、閔庚甲は天安にある大学での特別講義を終えて、ソウル市立美術館前で待ち合わせました。

個展と同時に発刊されたカタログの評論分の和訳を担当した関係もあり、わざわざ私の訪韓日程に合わせて来てくれたのです。開催期限は6月3日までですのでギリギリセーフでした。

私は韓国語の実力はたいしたことがないのですが、旧知の関係ゆえに、また作家のことをよく知っていることもあって依頼をいただいたわけです。

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展示は年代を追って主題別に置かれていました。

それは「自然との共存」、「自然の中で」、「無為」、「真如」と移り変わってゆくのですが、1960年代のアンフォルメルの時代の抽象絵画も展示の終わりの方に飾られていました。

この時代、韓国画壇は猫も杓子も抽象を描いた時期です。この抽象作品は晩年(2000年代以降)の閔庚甲の作風に息づいていることを確認できたのは幸運でした。

一人の作家の画業全編を通して「無駄な創作は一つもない」ということを確認させられたのです。

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    ■民族的な五方色の配列(セットン)によるアクセント
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墨のにじみをこれほど可憐にかつ力強く描いた現代絵画はあまり見当たりません。

韓流ファインアート・韓国の画家紹介

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