東洋陶磁美術館「蓮HASU展」―蓮があらわすもの

大阪市立東洋陶磁美術館で「特別企画展: 蓮-清らかな東アジアのやきもの×写真家・六田知弘の眼」≪平成26年4月12日(土)~7月27日(日)≫が開催されました。  ■「青花辰砂蓮花文壺」(朝鮮時代18世紀後半) 「蓮」をテーマに、中国・韓国の陶磁器を中心にアジアの陶磁器を展示し、同時に写真家六田知弘の蓮の写真作品を展…
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朝鮮民画(10)「花鳥図―蓮華図」

花鳥図には、画員(宮廷画家)などの専門家と思われる者たちの手になる作品も多く、正統画に劣らない秀逸な技術で描かれた屏風絵の民画も残っています。朝鮮民画(7)「花鳥図ー宮廷画家も描いた上手編」 また、民画の民画たる面白さを秘めたパボ民画の蓮華図にも斬新なデザイン性を感じるものがあります。朝鮮民画(8)「花鳥図ー下手編(わくわ…
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ドログバの存在感とコートジボアール人の名言

2014FIFAサッカーワールドカップ・ブラジル大会の初戦、日本はコートジボアールに2-1で敗戦を期してしまった。しかし、ドログバ一人の存在感のすさまじさをまざまざと見せつけられた。スーパースターとはこういう存在なのだろうか。 日本は初戦敗れたものの、今後の予選二試合を日本らしさを見せて是非次に勝ち進んでほしいと思う。 …
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「金興洙・平山郁夫二人展回想」KIM SOU訃報

2014年6月9日午前3時、韓国画壇の巨星金興洙(キム・フンス)が世を去った。画名はKIM SOU(キムスー)。享年96歳の大往生である。芸術院美術分科の最高齢ながら、芸術院の集会には車いすを押してもらい必ず出席していたと聞く。 2001年にソウル、2002年には東京で平山郁夫との二人展を開催し日本との交流も深い。 二人展の…
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金寅化アトリエ訪問「山・蓮・ヌード」

1943年生まれの71歳。韓国の画家金寅化(キム・インファ)は山男である。スポーツマンで、マッコリとビールを愛する気持ちのいい男だ。 2014年5月の金寅化のアトリエを紹介したい。 ●山岳画家 金寅化KIM IN-HWA 韓国の山はもとより、世界の山山を踏破して絵に描いてきた。キリマンジャロ、エベレスト(ベースキャンプまで…
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キトラ古墳壁画「四神図」古代絵師の力量

2014年5月9日(金)午前、東京国立博物館(トーハク)で開催している「キトラ古墳壁画展」を観ようと行ってみたのだが、建物の外に作られていた300メートルの列に圧倒され諦めた。 結局その日は「栄西と建仁寺」を見ることにし、キトラは図録だけを求めた。「栄西(ようさい)と建仁寺(けんにんじ)」の俵屋宗達の国宝「風神雷神図屏風」には感動…
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画家の箴言名言(8)―パブロ・ピカソ箱根彫刻の森美術館から

箱根の彫刻の森美術館「ピカソ館」にはピカソの作品コレクションが展示されている。そこに「ピカソの言葉」がパネルになっていくつか飾られていた。もう10年以上も前のことで、今は飾ってあるのかどうかわからない。 そのピカソの言葉に感動したわけだが、メモをとるのが面倒だったのでその場で写真に撮った。ところが監視していた職員に恐い顔で注意され…
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絵画の真贋鑑定―韓国国民画家・朴壽根(パク・スグン)「洗濯場」

韓国美術市場の評価と人気において、近現代作家としては朴壽根(パク・スグン)と李仲燮(イー・ジュンソプ)の二大巨匠に追随する画家は見当たらない。「韓国近現代絵画の父」「国民画家」と謳われた朴壽根(1914~1965)の生誕100周年を記念した回顧展が、2014年1月から仁寺洞カナアートセンターにて開催され、はじめて朴壽根の作品の全貌に直接…
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岡野岬石「酒徳と絵徳」絵が人を選ぶ

画家岡野岬石のフェイスブックにご自身に宛てられた手紙(メール)の内容が載っていた。「うまいお酒に出会うのは運がある人で、そういう人を酒徳のある人と呼んでいる」といったことが書かれている。 岡野フェイスブック記事 手紙自体は、岡野岬石から旨い日本酒を教えてもらったお礼のようなもので「絵も酒も作り手の気合がこもったものに…
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朝鮮民画(9)「山水図―金剛山図」民画の本質

「金剛山も食後に見学」という諺が韓国にはあります。これは日本の「花より団子」と似たような意味です。「美しい景色」「見たい景色」の代表が金剛山なのです。 金剛山(クムガンサン)は北朝鮮の江原道の東海(日本海)から内陸に位置していますが、その峰は韓国の雪岳山(ソラクサン)に連なり38度線を境に分断されています。金大中大統領のころに一時…
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井戸茶碗「戦国武将が憧れたうつわ」根津美術館

女のやわ肌と美しい陶磁器を前にしたとき、「触れたい」と思うのは男の性だろうか。根津美術館で開催されている「井戸茶碗」展を見て、「手に取ってみたい」という衝動に駆られたのは私だけではなかろう。 根津美術館 私は茶の湯の作法を心得てはいない。ましてや茶道に通じる茶人ではない。しかし、名物といわれる茶碗たちに魅了された。そして素直に「…
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金宗福美術館開館「韓国女流西洋画家の草分け」

金宗福(キム・ジョンボク、1930~)は韓国の西洋画の具象画壇において女流作家として現在第一人者と言っても過言ではない。 慶尚北道の大邱(テグ)という地方都市で、大邱カトリック大学の前身である曉星(ヒョソン)女子大学の美術の教授を長いこと務め、弟子たちを多く輩出した。 女流画家としての功績が称えられ、今回、大邱カ…
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ヴィジョナリーアート「幻想の空間」ベニー・アンダーソン

画家ベニー・アンダーソンBenny Andersson(1953年~)はスウェーデンに生まれ若いころに渡米した。現在アメリカのニュージャージー州在住の画家である。 夫人は日本人で3人の娘と共に生活している。故郷のスウェーデンでは海辺に近い田舎町で育ったということもあってか魚が好物である。日本食も奥さんの手料理で楽しむ。 …
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竹内栖鳳展「近代日本画の巨人」(栖鳳と大観)

竹内栖鳳(たけうち・せいほう 1864~1942)は近代日本画壇に燦然と輝く巨星である。花鳥、風景、動物、人物等々、それらを描きだすあらゆる技に通じている。 ■竹内栖鳳「班猫(はんびょう)」1924年 重要文化財(9月24日から展示) ●京都画壇 「東の大観、西の栖鳳」と称されるほどの実力者。東は関東、その中心は言…
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韓国女流画家 李淑子「麦畑と裸婦」

韓国の画家、李淑子(Lee Sook-Jaイー・スッチャ 1945~)は、いまや韓国を代表する人気女流画家といってもよい。久々アトリエを訪ねた。 ■李淑子「青麦」2010年 彼女の絵は、いわゆる「東洋画」というジャンルで、韓国では水墨系の絵と分けられて「彩色画」と呼ばれている。韓紙を地に日本画の顔料でもある岩絵の具を膠で…
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プーシキン美術館展(フランス絵画300年)ロシア富豪の芸術魂

愛知県美術館(2013年4/26~6/23)、横浜美術館(7/6~9/16)、神戸市博物館(9/28~12/9)で開催されているプーシキン美術館展―フランス絵画300年をダイジェストで伝えます。 「大エルミタージュ美術館展 西洋絵画の400年」世紀別ダイジェスト サンクトペテルブルク・エルミタージュ美術館「豊かさとは」 平山郁…
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ミケランジェロ彫刻「ダビデ像」気高い意志

ピエタと並ぶミケランジェロの代表作「ダヴィデ」(1501~1504年制作)は、現在はフィレンツェのアカデミア美術館に展示されています。これは大理石でつくられ身の丈5.17メートルという巨大な彫刻像です。 ミケランジェロ彫刻「ピエタ」美しきミーメーシス 下のふたつの写真を見比べてください。像と同じくらいの高さから写した上の写真は上…
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ミケランジェロ彫刻「ピエタ」美しきミメーシス

ピエタはイタリア語で「敬虔な心」「哀れみ」「慈悲心」などの意味があります。「ピエタ」は、死体となったイエスが十字架から下ろされ、聖母マリアの腕に抱かれた姿を描いた絵画や彫刻作品のことです。 ミケランジェロ彫刻「ダビデ像」気高い意志 ■ミケランジェロ「ピエタ」1498~1500サンピエトロ大聖堂 ルネッサンス期を…
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宮沢賢治とミレーの絵画「雨ニモマケズ」

雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだをもち 慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている 一日に玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ あらゆることを 自分を勘定に入れずに よく見聞きし分かり そして忘れず 野原の松の林の陰の 小さな萱ぶきの小屋にいて 東に病気の子供あれば 行…
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小説「貴婦人と一角獣」(あとがきと続編ストーリー)

私は小説家ではなく、しがないブロガーです。しかもそれほど人気のないジャンルである美術のブログです。 たいして多くの小説を読んだこともない者が、生まれて初めて小説らしきものを書いてみました。きっかけは百田尚樹著の「永遠のゼロ」を読んで感動したことにあります。「永遠のゼロ」には、先の大戦を生き抜いた人々の証言を通して、人間の愚かさと美…
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