テーマ:絵の買い方

絵画の価値(8)「愛の思い出を買う」

コレクターは「絵画は1点買ってみなければそのよさを理解することはできない」といいます。それはお金を出して買って見た人だけが味わえる実感です。 絵を見て感じるよろこびの内容は人それぞれですが、家の中で見る絵画はその日の気分によって違って見えたり、新たな発見があったりするものです。 それが美術館の絵のような名画ではなくて…
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絵画の真贋鑑定―韓国国民画家・朴壽根(パク・スグン)「洗濯場」

韓国美術市場の評価と人気において、近現代作家としては朴壽根(パク・スグン)と李仲燮(イー・ジュンソプ)の二大巨匠に追随する画家は見当たらない。「韓国近現代絵画の父」「国民画家」と謳われた朴壽根(1914~1965)の生誕100周年を記念した回顧展が、2014年1月から仁寺洞カナアートセンターにて開催され、はじめて朴壽根の作品の全貌に直接…
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岡野岬石「酒徳と絵徳」絵が人を選ぶ

画家岡野岬石のフェイスブックにご自身に宛てられた手紙(メール)の内容が載っていた。「うまいお酒に出会うのは運がある人で、そういう人を酒徳のある人と呼んでいる」といったことが書かれている。 岡野フェイスブック記事 手紙自体は、岡野岬石から旨い日本酒を教えてもらったお礼のようなもので「絵も酒も作り手の気合がこもったものに…
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プライスコレクション「絵画も生きている」若冲・江戸絵画

NHK新日曜美術館「東北に届け 生命の美 ~アメリカ人コレクター 復興への願い~」で江戸絵画の蒐集で有名なジョー・プライス氏のコレクションとご本人夫妻が紹介されました。偉大なコレクターに共通する蒐集姿勢と絵画の本質が語られていました。 ハーブ&ドロシー 3.11の震災の状況をプライス氏が見られて、「自分にも何か出来ないか」「被災…
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絵画の価値(6)精神性その3・磯部晶子「本性に語りかける花の絵」

 油彩画の女流人気作家・磯部晶子のアトリエは「花」で埋め尽くされている。そんな彼女の「花」の絵を買い求めた人の中には不思議な出来事を体験する人がいる。 ●ある母親の告白 広島で開催したアートセミナーでのこと。そこに参加したある婦人が磯部晶子の花の絵を買ったときのことを次のように話してくれた。 「当時、小学校1年生の…
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絵画の価値(5)「情操教育」病める子供たちのために

今回は絵画の価値(4)「精神性」その2・潜在意識の浄化に関連して、情操教育の中でも心に受けたネガティブなものに対する浄化作用を取り上げてみようと思います。 ●ネガティブな目からの刺激 ニューミレニアムから10余年。世界に頻発する様々な事件を目にするときに、未だこの時代の人類は試練の中でもがいていることを感じざるを得ません。 …
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絵画の価値(4)「精神性」その2・潜在意識の浄化

「美しいものは魂を浄化する」(岡田茂吉) 「芸術は日々の生活の埃を、魂から洗い流してくれる」(パブロ・ピカソ) 先回、絵画という芸術作品がもたらすカタルシス(浄化作用)という効果に少し触れました。絵画の価値(3)「精神性」その1・生き様を映す絵 カタルシスは芸術の最も重要な内的効用の一つです。では芸術によって浄化されるもの…
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絵画の価値(3)「精神性」その1・生き様を映す絵

精神性という言葉が妥当だとは限りませんが、絵画が人間の精神に作用するものであるのは間違いのないことです。精神というより本当は魂に作用すると言いたいところですが。 絵画という芸術作品は、それを所蔵する場合「財産性」がもたらされます。ただし、財産性は外的なお金としての価値よりも内的で精神的な価値こそが重要です。つまり絵画は精神的な財産…
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画家とコレクター「平野遼」

平野遼という画家の個展を初めて見たのは1990年ころだったろうか。画家の箴言(5)平野遼「本物の光」 当時、絵画の販売にたずさわってまだ駆け出しだった私が、この独特なそれとわかる画風を築き上げた芸術家にお目にかかる機会を得たのは、かつて銀座2丁目にあったセントラル美術館で行われた個展だった。 美術館といっても貸会場で、取引先…
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絵画の価値(2)「財産性・投機性」

はじめに断っておきたいのですが、私は絵画の「投機性」は絵画の本質的な価値だと思っていません。むしろそうした価値観を強く持つことを否定しています。絵画などの美術品がマネーゲームの対象となってしまうことは、美術品を見る内的な目をにごらせてしまうことになりかねないからです。 絵画の真贋鑑定―朴壽根(パク・スグン) 開運!なんでも鑑定団…
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絵画の価値(1)「インテリア性」

このシリーズでは絵画の価値をいくつかに分けて説明してゆこうと思います。第一回目は「インテリア性」です。 絵画の価値(2)「財産性・投機性」 絵画の価値(3)「精神性」その1・生き様を映す絵 絵画の価値(4)「精神性」その2・潜在意識の浄化 絵画の価値(5)「情操教育」病める子供たちへ 絵画の価値(6)精神性その3・磯部晶子…
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KIAF/11 海外画廊編

KIAF/11 韓国国際アートフェアー(韓国画廊編)のつづきです。 会場があまりに広いため、いちいち正確に参加国や画廊名や出品作家の名前を見て歩いたわけではありません。 また、参加ギャラリーは国名ではなく都市名、例えばシャンハイ・シドニー・ジャカルタ・キョウトなどと英語で表記されていました。 目にしたところ…
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KIAF/11 韓国国際アートフェアー(韓国画廊編)

ソウルの江南(カンナム)地区にあるKOEX(国際展示場)で2011年9月22日~26日まで開催されているKIAF/11 2011韓国国際アートフェアーの様子を写真で紹介します。 韓流ファインアート 出店画廊数は正確に調べていませんが優に150以上はあり、KOEX一階の二つの展示場を全て使っていますので、大規模なアートフェ…
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版画の買い方(3)「エディションとサイン」

今回は版画の基本知識(1)「オリジナルとエスタンプ」と(2)「版画の種類(技法)」の続きで、版画のエディション(限定枚数)とサインについてです。 ●エディションナンバー オリジナル版画において、必ず表示されているものがエディションナンバー(限定枚数)と作家の直筆サインです。 版画作品には、画面の外側のマージン(余白)に、1…
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版画の買い方(2)「版画の種類(技法)」

先回の版画の基本知識(1)「オリジナルとエスタンプ」の続きです。版画の技法とその実例をお伝えします。 筆者は自分で本格的な版画を制作したことがないので説明には限界がありますが、版画を購入するにあたって一般的に知っておいた方がよい内容です。 ①木版画(凸版) 棟方志功が代表的な作家です。志功は自分の木版画を「板画」と呼び…
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版画の買い方(1)「オリジナルとエスタンプ」

もしも貴方が、絵が欲しくて、それが例えば版画だとします。作家は版画家の池田満寿夫や日本画家の平山郁夫あるいは現代アートの村上隆、どんな作家だろうとかまいませんが、当然同じ版画が複数市場に出ます。その上ただのプリントが出てきたりします。そこで知っておくべき版画の基本的な知識があるのです。 第一回目はオリジナルとエスタンプ(複製)につ…
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「ハーブ&ドロシー」佐々木芽生監督に聞く(月刊ギャラリーより)

2011年月刊ギャラリー6月号の記事にこのブログの第一回目で紹介した映画『ハーブ&ドロシー』の佐々木芽生監督へのインタビュー記事が載っていました。 全米で最優秀ドギュメンタリー賞などの賞を受賞していますので、きっとインタビューも数え切れないほど受けてきたことと思います。 まずはその抜粋と要約を紹介します。 ●な…
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美術と人生「はじめて絵を買おうとする人へ」

ルノアールは「絵は見るものではなく共に生きるものだ」と語りました。 では「共に生きて良いもの」とはどんなものでしょうか。 例えば、ネガティブな感情を浄化し、反対に、楽しく、嬉しく、ワクワクした気分にしてくれるものです。 自然を見て実感したことがあるでしょう。 一枚の絵は部屋の中に居ながらにしてそんな気…
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「ワクワクするアート(ハーブ&ドロシー鑑賞)」

★コレクション自体がアート★ ついに映画ハーブ&ドロシーを観ました。 ブログ第一回目に映画も観ずにフォーゲル夫妻のことを紹介しましたが、今回映画を見て改めて学ぶことがありました。そして、この夫妻の生き様に感動しました。 「美術品を見る買う」ということにおける本質がこの映画には描かれています。 登場する人の…
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「わくわくするアート」ハーブ&ドロシーから

★世界的現代アートコレクター★ ニューヨークで美術品コレクターとして超有名な人物にフォーゲル夫妻がいます。 (ドギュメンタリー映画「ハーブ&ドロシー―アートの森の小さな巨人」の主人公) 映画のレビューブログ記事 フォーゲル夫妻が1960年から蒐集した点数は4000点にものぼり、彼らのコレクションは、コンセプチ…
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