テーマ:美術と人生

美術と霊性『魂の選択』

芸術は人間の霊性と深く関わっています。今回は絵ではなくその霊性の話です。(宗教の話ではありません) ■レオナルド・ダ・ヴィンチ「サルバドール・ムンディ」 ●霊的品格 世界をみると、一国で言えば大統領や首相や王を中心に、会社で言えば社長を中心に、軍隊で言えば司令官をを中心にピラミッドのようなヒエラルキー(階級)が形成されています…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

絵画の価値(8)「愛の思い出を買う」

コレクターは「絵画は1点買ってみなければそのよさを理解することはできない」といいます。それはお金を出して買って見た人だけが味わえる実感です。 絵を見て感じるよろこびの内容は人それぞれですが、家の中で見る絵画はその日の気分によって違って見えたり、新たな発見があったりするものです。 それが美術館の絵のような名画ではなくて…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

リアルとフィクション「デューラー・祈りの手」

ここのところブログを更新する余裕がないのは、仕事が忙しいこともあるが、今年に入ってから、一部の人にアートメルマガなるものを送っているからだ。 私が見たアートにまつわる不思議なできごとをメールマガジンで送っているのだが、人によっては穿った見方をする可能性もあるので一部の知り合いだけに送っている。 アートメルマガは44回配信して…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

幸せになる絵画

「絵を買って家に飾ったら幸せになった」って、ホント? 絵を買ったら商売が繁盛した。 絵を買ったら望んでいた子供ができた。 絵を買ったら不登校の子供が学校に行くようになった。 絵を買ったら健康になった。 絵を買ったら家族の仲がよくなった。 こんなご利益を並べられても「なんの根拠があるのだろう」と思う。 別に絵を買…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

宮沢賢治とミレーの絵画「雨ニモマケズ」

雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだをもち 慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている 一日に玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ あらゆることを 自分を勘定に入れずに よく見聞きし分かり そして忘れず 野原の松の林の陰の 小さな萱ぶきの小屋にいて 東に病気の子供あれば 行…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

小説「貴婦人と一角獣」(あとがきと続編ストーリー)

私は小説家ではなく、しがないブロガーです。しかもそれほど人気のないジャンルである美術のブログです。 たいして多くの小説を読んだこともない者が、生まれて初めて小説らしきものを書いてみました。きっかけは百田尚樹著の「永遠のゼロ」を読んで感動したことにあります。「永遠のゼロ」には、先の大戦を生き抜いた人々の証言を通して、人間の愚かさと美…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

小説「貴婦人と一角獣」(その3最終回)by RYOTA

小説「貴婦人と一角獣」by RYOTAの最終回です。 小説「貴婦人と一角獣」(その1)by RYOTA 小説「貴婦人と一角獣」(その2)by RYOTA ■貴婦人と一角獣「我が唯一の望み」  明美はいつしか自らの記憶を訪ねながら人生を振り返ってみていた。  そして短い沈黙の時間から醒めると、一角獣は消え、目…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

小説「貴婦人と一角獣」(その2)by RYOTA

小説「貴婦人と一角獣」(その1)by RYOTAの続きです。先にその1を読んでください。 ■貴婦人と一角獣「我が唯一の望み」 小説「貴婦人と一角獣」(その1)by RYOTA  明美の頭は混乱していたが不思議に心は落ち着いていた。一角獣の物腰のやわらかさがそうさせるのか恐怖感はなかった。案外腹が据わったところのある女で…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

小説「貴婦人と一角獣」(その1)by RYOTA

国立新美術館で「貴婦人と一角獣展」(2013年4月24日~7月15日)が開催されています。フランス国立クリュニー中世美術館の至宝をひと目見ようと、多くの日本の貴婦人たちが詰めかけていました。 ■貴婦人と一角獣「我が唯一の望み」  鮮やかな赤地に千花文様と愛らしい動物たち。中央には中世ヨーロッパのドレスを纏った貴婦人、左に…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

車一萬・亜州美術館個展「上善は水の如し」

韓国の画家車一萬(チャー・イルマン、1952年~)は、海・川・湖・滝・運河など、水をよく描く。 水煙を上げるイグアスの滝や荒々しい波の風景もあるが、ほとんどの作品は穏やかな水面に光を映している。いや光を孕んでいると言った方がよいかもしれない。 じっと眺めていると,そこに描かれた水のように、心も水平に保たれてくる。そして、光を…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ジョルジュ・ルオー「受難の道にさす光」日曜美術館

エコール・ド・パリの巨匠、ジョルジュ・ルオー(1871~1958)は野獣派(フォービズム)の画家といわれるがそうではない。美術史家たちはすぐ分類したがる。しかし、ルオーはルオーだ。 「芸術と宗教」スピリチュアルなアート キリスト磔刑図・私の十字架 ルオーが描いたモチーフで有名なのは、イエス・キリスト。そしてサーカス…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

反面教師

急いでいました。 横断歩道の信号は赤です。 左右を見渡しても車は見えません。 いつもなら「赤信号、独りで渡っても怖くない」とそのまま突っ切るのですが、目の前に母親に手をひかれた3~4歳くらいの小さな少女がいました。 すると、「もし私が信号を無視して渡ったなら、この子の教育によくない。」という私の良心が作動するので…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

追悼/韓国画家・無衣子-権玉淵

2011年12月16日、韓国芸術院会員で西洋画家の権玉淵が死去した。享年89歳。 私が日本で訃報を聞いたのは金正日死去の次の日の12月18日。日本から弔問に伺ったのは正月の2日だ。演劇家であり権玉淵と同じ芸術院会員でもある夫人から、芸術家権玉淵はこれからも催事を通して画壇に生き続けるだろうことを確認する。 韓流ファインアート…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

韓国の印象派・車一萬CHA IL-MAN「希望の光り」

風景画家として画壇で確固たる評価を得た車一萬(チャ・イルマン1952~)は、2011年のはじめに中国に活動の場を移し、後援者を得て10月からは北京のある芸術村に60坪のアトリエを構えた。 車一萬・亜州美術館個展「上善は水の如し」 現在の中国では、言い方は悪いが怪物を描いたような絵が流行しよく売れているようだ。 「清らで明る…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

絵画の効用(1)「絵画の本質的な価値」

吹き抜ける風に心を奪われたことがあるだろうか。 泣きたくなるような青空を見たことがあるだろうか。 世の中を見渡せば憂いが押し寄せてくる。 現実を見つめれば将来を悲観したくなる。 希望とやらはいったいどこに転がっているのだろう。 もしも貴方が、そんなふうに落ち込むことがあるならば、 心を映した一枚の絵を友にして…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

開運!なんでも鑑定団「中島誠之助の贋物鑑定から学ぶ」

ご存知、人気テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」。 中でも陶磁器の鑑定家、中島誠之助は「いい仕事してますね~」の一言をはじめ、江戸っ子の歯切れのよい言い回しなどで人気が高いですね。 時には、番組の中で、たちの悪い贋物をそれと知らず自信満々に出してくるゲストには、厳しい言葉で戒めるように語ることもあります。正義感の強さからつい強…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

韓国画家・権玉淵「望郷」の図ー老人の涙

初めて会った人、しかも男が、私の目の前で涙を流すのを目撃したことがある。 実はこれまでに3人いたのだが、その3人には共通点があった。「韓国人」、「老人」、そしてもう一つ。 最初の人は今から20年以上も前のこと。その人は私の妻の叔父の友人で、日本に来て私に何か頼みごとがあるらしいということだった。 私は韓国の女性と結婚し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

幼な子が描いた絵本

人は誰に教えられなくても、生まれたときから魂に刻まれた本性があります。 ある小学校2年生の少女が学校の授業で描いた絵本の内容を紹介します。 タイトルは 『捨て猫のミー子と枯れ木のおじいさん』 ************ 枯れ木の下でダンボールに入れられた子猫が「ミャー・ミャー」とないています。 ダンボールに…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

東日本大震災の克服2(阿部任さん)

※朴芳永「花咲く日」 二人の神(東日本大震災と世界) 東日本大震災で被災し10日ぶりにがれきの下から救出された祖母と孫がいた。 仕事で東京から福島に向かう車の中のラジオで孫と父親のインタビューを聞いた。 とつとつと語る孫の阿部任さん(16歳)。 その声は衰弱しているものの、どこか強い意志力を感じる。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

今永清玄アートサロン

2011年3月、都内某所にて今永清玄のアートサロンが行われました。 今永清玄は、多摩美術大学を卒業後、洋画の具象作家として活躍してきました。 サロンでは、作家の生い立ちから画業に至るまで様々な内容が簡潔に語られ、その後の参加者との質疑応答により、作家が絵を描く動機を共有するよい機会を得たようです。 30代のとき…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

東日本大震災の克服

           李淑子「青麦」 2011年3月11日に勃発した東北関東大地震で亡くなられた方々のご冥福と、家族を失い、家を失い、全てを失うという大きな被災を受けた方々が、人生の次の一歩を力強く踏み出して行けますよう、心からお祈り申し上げます。 他人の痛みに触れたときに、誰でも自分の内面にどこかしら痛みを覚えます。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ゆるしの美学

のっけからよく見た顔が見慣れぬ姿で現れてびっくりされたと思います。 この絵は金敬烈(キム・ギョンヨル)という韓国作家が描いたブレイクダンスシリーズの一作です。 ●ゆるし 私は2004年に数年前に「ゆるしの美学(現代韓国画壇21人の軌跡)」という本を執筆しました。 いまや物故となってしまった作家もいます…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

二人の神 1

神A 「・・・・」 神B 「どうした?浮かない顔して」 神A 「いや、私の宇宙の中の問題児だがね、自分たちで創造した地獄からなかなか抜け出せないんだ」 神B 「そいつらは地獄から抜け出したいと思っているのか?」 神A 「そりゃそうさ。それに彼らの魂は進化したがっている。なんせ彼らは私の一部だからね」 神B …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

美術と人生「はじめて絵を買おうとする人へ」

ルノアールは「絵は見るものではなく共に生きるものだ」と語りました。 では「共に生きて良いもの」とはどんなものでしょうか。 例えば、ネガティブな感情を浄化し、反対に、楽しく、嬉しく、ワクワクした気分にしてくれるものです。 自然を見て実感したことがあるでしょう。 一枚の絵は部屋の中に居ながらにしてそんな気…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more