テーマ:アトリエ訪問

「モネに取って代れるか」車一萬・中国絵画市場への挑戦

下に掲載した絵は韓国の画家・車一萬(チャー・イルマン)が蘇州にある双橋という場所を描いた150号の絵だが、二ヶ月近く前に訪問したときは描き始めだった。 私は中国の蘇州には2度訪ねたことがある。 水の都、東洋のベニスとも言われるが、残念ながらベニスには行ったことがないのでその比較はできない。 ただ、蘇州には同じ東洋人にと…
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張淳業CHANG SOON-UPアトリエ訪問

久々に張淳業(チャン・スノップ1947~)のアトリエを訪ねた。韓国画壇の重鎮作家であり人気作家として活躍している。この秋ソウルでの展示会に出品予定の作品画像と2005年に日本で開催された張淳業個展の評論(by Ryota)を抜粋して掲載したい。 ■自作の前に立つ張淳業 張淳業は2001…
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金寅化アトリエ訪問「山・蓮・ヌード」

1943年生まれの71歳。韓国の画家金寅化(キム・インファ)は山男である。スポーツマンで、マッコリとビールを愛する気持ちのいい男だ。 2014年5月の金寅化のアトリエを紹介したい。 ●山岳画家 金寅化KIM IN-HWA 韓国の山はもとより、世界の山山を踏破して絵に描いてきた。キリマンジャロ、エベレスト(ベースキャンプまで…
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韓国画家・李重煕(イージュンヒ)「アブダビに架けられた美術の虹」

この場所はいつ来てもよいところだ。何が良いのかと言えば、まず景色が素晴らしい。 画家のアトリエは全羅南道の益山(イクサン)市の弥勒山の麓に近い金馬(クンマ)というところにある。1万坪の敷地に建てられているのだが、ここは何年もかけてこの画家が石を運び、樹を植え、川を整備し橋をかけといった作業をすることで見事な景観となった。 …
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仁川アートプラットホーム「朴芳永Pak Bangyongスタジオ」

仁川(インチョン)に仁川アートプラットホームと名づけられた芸術施設があります。港湾都市である仁川は日本の植民地時代に作られたレンガ造りの倉庫があります。その倉庫群を改装し、国内外のアーティストのために創作スタジオや展示室、そして劇場など13個にわたる施設を建設し提供しています。仁川の中華街 海外のアーティストは3ヶ月の短期から国内…
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韓国の印象派・車一萬CHA IL-MAN「希望の光り」

風景画家として画壇で確固たる評価を得た車一萬(チャ・イルマン1952~)は、2011年のはじめに中国に活動の場を移し、後援者を得て10月からは北京のある芸術村に60坪のアトリエを構えた。 車一萬・亜州美術館個展「上善は水の如し」 現在の中国では、言い方は悪いが怪物を描いたような絵が流行しよく売れているようだ。 「清らで明る…
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幾何学的なのに東洋的な現代アート・金鳳台(2)「ボックスシリーズ」

芸術家が創造する作品は、すべからくインスピレーションの賜物です。たとえ写実的な風景画であったとしても「この風景を描きたい」という衝動は一つのインスピレーションです。それは作家の超意識からもたらされるもので、同時に潜在意識の影響を受けます。一人の人間の潜在意識には自分が生まれてからの全記憶とそれにとどまらない先祖の記憶や人類共通の意識まで…
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韓国現代アート金鳳台KIM BONG-TAE(1)「ウィンドウシリーズ」

このブログは足を使って取材した記事がけっこう多いのです。やはり事件は現場で起きているわけで、実際に行って見た記事には臨場感があります。さらに画家の生の言葉と筆者が主観的に感じた世界を加えることで、読者が絵を楽しむ上での視点が広がり目が深まるのです・・・と、ブログを宣伝するのでした。 今回の金鳳台(キム・ボンテ)は日本ではあまり馴染…
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韓国画家・金敬烈REAL KIMアトリエ「リアルポップな絵画」

金敬烈(キム・ギョンヨル)は、現在韓国の朴榮徳画廊の契約作家として制作活動しています。 韓流ファインアート(韓国の画家紹介) 朴榮徳(パク・ヨンドク)画廊は、ソウル市内に画廊をかまえていますが、アジア・アメリカ・ヨーロッパの世界中のアートフェアーに参加し、海外での販売を積極的に進めている画廊です。 KIAF/11韓国アート…
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韓国現代アートの巨匠・河鍾賢HA CHONG-HYUN「時代的変容」

近年、これほど驚いたことはありません。それは韓国のアーティスト河鍾賢(ハ・ジョンヒョン)の革命的な変容です。 河鍾賢といえば韓国美術界の重鎮で、モノクロームアートで韓国現代アートを牽引してきた作家の一人です。 韓流ファインアート その作品は、フランスの大学の美術の教科書にも紹介され、また国内外の美術館に収められており、日本…
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韓国画家・朴敦(パク・ドン)アトリエ訪問「静謐なマチエール」

私の知り合いの韓国作家の中で最も頑固一徹な画家と言えば朴敦(パク・ドン)でしょう。 朴敦は私が付き合い始めた17年位前は朴昌敦(パク・チャンドン)と本名で活動。 韓国では言わずと知れた元老作家です。 1928年に北朝鮮の黄海道に生まれ(今年満83歳)、海州芸術学校美術科を卒業。1950年6月25日に勃発した朝鮮…
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韓国画家・徐世鈺(ソ・セオク)紹介エピソード

韓国の画家・徐世鈺(ソ・セオク)を久々に訪ねました。              ※徐世鈺「人々」韓紙に墨 ●韓国現代アートの草分け的存在 現存する韓国人の現代アートを代表する画家といえば、日本で活動してきた李禹煥(イー・ウファン)、フランス在住の金昌烈(キム・チャンギョル)などが有名ですが、水墨の東洋画から独自の現代ア…
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韓国画家・金守益(キム・スーイク)アトリエ「母情」

2月14日現在韓国におります。 じ、じつは、このブログ制作のために金守益画伯のアトリエでデジカメを取りはじめてすぐに「電池残量なし」のサイン・・・充電器は日本に忘れてきた・・・でした。 ど、どうしよう、この後も取材があるのに・・・。 と、青ざめたことを思い出しながら金守益のアトリエ紹介をいたします。 まず撮れた画…
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韓国若手画家・田奉烈(チョン・ボンヨル)「浄化するブルー」

韓国に田奉烈(チョン・ボンヨル)という画家がいる。 1973年生まれなので、2010年代時点では画家としてまだ若手の部類に入るが、油彩を使った作画の技術は一流である。 ソウル郊外に夫人と二人で暮らしている。1歳のときに両足が小児麻痺にかかり、幼い頃から松葉杖を突いて歩いている。しかし車も自分で運転し「別に不自由で…
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韓国画家・閔庚甲(ミン・ギョンカプ)「日韓美術の架け橋」

人はみな、世の中に対してなにかしらの役割があると思う。 意識の自覚にかかわらず、人は徐々に自らの役割に従った行動に向かって進み、たとえそこに犠牲が伴ったとしても究極的にはそれが幸せであると感じられるのだろう。 閔庚甲は韓国の芸術院会員である。 彼は一国の名のある美術人の立場にあって、自国の美術界を見つめ…
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韓国画家・権玉淵(クォン・オギョン)「韓流アートの先駆け」

●グレーの画家 会うなり「もう画家は廃業した」と冗談とも本気とも付かない言葉がため息とともに聞こえてきました。 もちろん冗談なのですが、その言葉はどこか自虐的であり、ジョークとアイロニーと満足と物足りなさと寂しさが入り混じった、色に例えれば、そう「グレー」です。しかも深淵なグレーです。 このブログの掲載は2010年末で…
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韓国現代アートの巨匠・金昌烈(キム・チャンギョル)「望郷の図」

2008年6月7日のことです。この日の午後に金昌烈画伯のソウルのアトリエをひさびさ訪問しました。 たしかその前に会ったのは2006年の夏、サッカー・ワールドカップのテレビ観戦中に訪ね、しばし私も一緒にテレビを見ていた記憶があります。 ゲームの成り行きを静かに見守るその姿はまるで寡黙な道人のようでした。 金昌烈は毎年5月…
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