「この木何の木?」(徐世鈺応接室)

徐世鈺の家には様々な植物があります。

庭にはチンダルレ(山つつじ)、梅、桜、蓮、竹、松、その他たくさん植えられています。


日本でも中国でもそうですが、東洋画(水墨や日本画系統)を描く画家たちは、植物に造詣が深い人が多いようです。

花や木には造形的な美しさや面白さがあることから、古来、絵画の題材としてよく扱われて来ました。

さらに画家たちはより対象の魅力に迫るために深く観察します。

東洋画を描く人が知っておくべき内容に、中国南斉の謝赫(しゃかく)が唱えた「画の六法」というものがあり、現代に至るまで学ばれています。

この六法の中で最も重要視されたのが「気韻生動」です。つまり絵の中に天地の気韻、簡単に言えば生命感が宿されていることを求めました。

自然や植物をよく観察することで「気韻生動」に迫ろうとするのは当然のアプローチです。描く対象ー自然と呼吸してみることで天地の気韻を作品に込めるということにつながるのでしょう。

徐世鈺も、今は現代アートの作家として世界的に知られていますが、元々は東洋画を学び、若いときから水墨画や書や篆刻において高い技量を発揮した人です。

そして植物を育てることにおいてもいわば博士です。


今回2月中旬に徐世鈺を訪ねたときは、ソウルはまだ寒く、当然のことに庭の植物はまだ花を付けていませんでした。

徐世鈺の家の玄関には盆栽に植えられた紅白の梅の木があるのですが、温度をコントロールすることで既に花を咲かせ、今回わたしが訪問したときにはもうほとんどが散っているほどでした。

徐世鈺は、毎年旧正月の頃には室内で梅を咲かせて楽しみます。梅に花を咲かせて旧正月のお客様を迎えていることにいつも感心させられます。



この日、玄関から応接室に入ったとき、とてもいい香りが漂ってきました。

一瞬「梅か」と思ったのですが、それよりもちょっと強く甘いにおいでした。

よく見ると、鉢に植えられてよく手入れされた一本の木に、白い花が一輪だけ咲いており、それが香りを放っているのでした。

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さらによく見ると、下のほうに夏みかんに似た実を一つだけ付けていました。

以前から気にはなっていたのですが、この不思議な現象を間にあたりにして 木の名前を聞いてみたところ、韓国名でナントカと言われたのですが、記憶も出来ず他の話に入ってしまいました。

木と実の写真はこれです。

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さて、この木と実はなんと言うのでしょうか?

誰か知っている人がいれば教えてください。


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