今永清玄アートサロン

2011年3月、都内某所にて今永清玄のアートサロンが行われました。

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今永清玄は、多摩美術大学を卒業後、洋画の具象作家として活躍してきました。

サロンでは、作家の生い立ちから画業に至るまで様々な内容が簡潔に語られ、その後の参加者との質疑応答により、作家が絵を描く動機を共有するよい機会を得たようです。

30代のとき安井賞が終わる前年の選考会で最終審査まで残る実力派。

文化庁の派遣で1年間タイ国に海外研修、このブログでも紹介したDOMANI展には数年前の企画で出品展示されています。

サロンで語られた作家の言葉を拾いました。
画家の箴言「棟方志功」

●出会い

「多摩美大よりも荻太郎画伯に師事したことの学びが大きかった。美大3回生にとき、初対面の自分の絵3点を2時間もかけて批評してくれ、その後も指導してくれた。私の最終学歴は荻太郎塾だ」

「人との出会いで人生が変わってゆく」

「人間は独りでは絶対に生きてゆけない。誰かに助けら、助けている」

●タイで学んだこと

「アミニズム、自然万物すべてに精霊が宿っている。私の絵は生命賛歌だ」

「日々単純なことの中に幸せがある」

「日本は綺麗で便利な国。タイには日本に比べたら何もないけど、立派に生きてゆける。そして寛容な心がある」

「どうでもいいような話でも、人が集まって話すのがいい。そんな行為の中で、笑いながら問題解決できることがあったりする」

●自治医科大で「芸術と人間」の講義

「医者でも看護士でも技術だけでは治療にならない。治療とは何だろうか?芸術を通して人間を知ることが治療に役立つ」

「オバマはアフリカ系アメリカ人。黒人初の米大統領。しかしロックミュージックなどのサブカルチャーは既に60年代から人種や性別の壁を越えていた。それが芸術の最大のパワーだ」

●自分の芸術

「若い頃は頭でっかちになって社会など大きなことを考える。今は自分が感動したものをシンプルに描く」

「自分から1メートルの範囲で起こっている日常が美しい」

「二羽のフクロウが寄り添っている絵。二人が寄り添えば世界も一つになる」

「部屋の中に絵をかけることは、たとえば家族が一人増えるようなもの」

●好きな言葉

「考えるより感じろ」(ブルース・リー)

●趣味

「音楽。子供を風呂に入れること・・・」


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この記事へのコメント

天使の羽根
2011年03月23日 00:06
今永先生の描かれる線に感動を覚えます。限りなく温かく許される思いにかられてゆきます。多くの人が思わず笑顔がこぼれてしまう優しさにあふれています。
こんな風に感じてきた一面を画伯の言葉に見つけました。何時の日か、そのような会場に同席してみたいものです。貴重な情報をくださり感謝します。
2011年03月23日 09:23
絵画を見方や感じ方は基本的に自由です。このブログでは、内的な視点を広げて、皆様の鑑賞の手助けとなってゆけるように情報を提供して行きたいと思っています。

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