絵画とホ・オポノポノ(1)

絵画で病気が治癒したり家族の問題が良くなったりなどの奇跡的な証しがたくさんあります。しかしなぜ絵画によってそのような現象が生まれるのでしょうか。


その中で、カナダの医師会の研究による「脳内ホルモンの分泌を促す」という内容は以前の記事でお伝えしています。絵画は精神と肉体を治癒する

それとは別に、絵画の効用として「潜在意識の浄化」があります。


美学用語として「カタルシス(感情浄化)」というものがありますがそれと関連する内容です。


潜在意識の浄化で思い浮かぶのはホ・オポノポノです。ホ・オポノポノの問題解決のメカニズムを研究してみると絵画との共通点があります。


ホ・オポノポノは主に言葉による方法で、絵画はヴィジュアルの力です。このように両者のアプローチの仕方には差異がありますが、潜在意識に働きかけるという点では共通しています。ただ、絵画鑑賞によるものは意識的ではなく自動的に起こるのですが。


私はたまに行うアートサロンの講演でホ・オポノポノの内容を盛り込むことがあり、そのPPを作成するにあたって、もう一度ホ・オポノポノのメカニズムを図式化して説明できるように勉強してみました。


今回の記事は、ホ・オポノポノを実践している人にとっては参考になるでしょう。


●ホ・オポノポノとは

ホ・オポノポノは、本来、古代からハワイの先住民に伝わる呪術です。カフナと呼ばれた呪術師が病気の治療や様々な問題解決のために行っていました。それをモーナ・ナマラク・シメオナ女史が現代科学の視点で研究しセルフアイデンティティスルー(SITH)・ホ・オポノポノを創設し、「誰もが自分自身で問題解決できる」ようにしたものです。


シメオナ女史は世界中で講演し、国連からも3度の招聘を受けています。


それを学んだ人にヒューレン博士がいました。この方はハワイ大学の助教授を歴任し、ハワイ州立病院のスタッフとして勤務しました。そして精神病患者(常時40人ほど収容)に対してSITHホ・オポノポノを実践し、2人を残して全員退院させてしまいました。


ここに収容されていた人たちは重度の精神病患者で、狂暴で手錠に繋がれているような人たちもいます。ヒューレン博士はその患者たちに会わずにカルテだけ見ながらSITHホ・オポノポノを行い退院させたのです。


博士は、それ以前25年ものあいだ患者と対面でカウンセリングを行っていましたが、カウンセリングではたいした成果をあげられませんでした。


さらに精神病患者にカウンセリングを行う医師の中には、自分自身がおかしくなってしまう人がとても多いそうです。


科学者であるヒューレン博士はSITHホ・オポノポノに対して最初は自分の思考が壁になったと言います。ところが実践してみて知識だけでは説明できないものを体験し、いまは世界中にそれを広めています。


●SITHホ・オポノポノの目的

病気や人間関係やお金の問題など、私たちは人生において様々な問題を体験します。


ホ・オポノポノを簡単に説明すれば、自分の潜在意識の中の「メモリー(記憶)の再生」が現実に問題を引き起こしており、その記憶をクリーニングすることで現実における問題が解決したり現実が良い方向に導かれたりするというものです。


ただし潜在意識にある記憶は顕在意識では自覚できないものがほとんどですから問題の原因となる記憶が何なのかを知ることはできませんし、また知る必要もありません。ただ潜在意識の中にそれがあると認めることからはじまります。


ヒューレン博士が主に教えているのは、記憶をクリーニングして中和するために、「ごめんなさい・ゆるしてください・ありがとう・愛してます」の言葉を心の中で語りかけるというシンプルなものです。


図式的に言えば、悔悛・許し・愛の言葉を「顕在(表面)意識」が「潜在意識」の記憶に語り掛けることで、それがスイッチとなり、問題とその原因となる記憶が自身の「超意識」にあげられ、「超意識」から「神聖なる知性」まで届けられ、「神聖なる知性」から力が降りてきて「潜在意識」の中の記憶が中和し無になり、「内なるバランス・平和な状態」を自分自身の中に取り戻すというものです。


「超意識」ハイセルフ(ハワイ語でアウマクア)

「顕在意識」ミドルセルフ(ウハネ)

「潜在意識」ローセルフ(ウニヒピリ)

※潜在意識はインナーチャイルドと呼ばれる子供の立場ですが、膨大な記憶のハードディスクのようなものです。


ホ・オポノポノ図式.png


無(空)の状態が本来の自分であり、そうなれば常に神からのインスピレーションを受けて間違った生き方にならないというのです。


その潜在意識から神聖な存在に至るまで行き来するエネルギーを「マナ」(ハワイ語で神が使うエネルギーという意味)と言います。


これは自分がやることで他人の問題解決にもなります。ヒューレン博士が前述のハワイの精神病院でやって示したように。


●自分を愛することからはじまる

上述した言葉は自分以外の誰かに語るのではなく自分自身の潜在意識に対して語りかけます。なぜなら自分が目にする問題は、その原因となる記憶が再生しているからであり、その記憶は自分自身の潜在意識の中にもあるからです。


「愛してます」の言葉に全ての意味が含まれるのでそれだけでもよいと言います。感情が伴う必要もないそうです。本来のホ・オポノポノには呼吸法など様々な方法がありますが、簡略化することで誰でも実践しやすいように作っています。


「愛してます」を自分自身に言うということは自分を肯定することです。逆に自己否定を強いられ罪意識が植え付けられている人は、自分自身を潜在的に卑下しているので、それが原因で重い病気になったりするようです。


なぜこのホ・オポノポノが日本でも広まっているかというと、正しく実践することで現実の問題が解決されている人が多いからです。


シメオナ女史やヒューレン博士がこれを世界中に広く伝えているのは、個人の救いの為だけではなく、潜在意識をクリーニングすることが世界平和につながるという信念から行っていると思います。


潜在意識の浄化はその人だけにとどまらず他にも派生します。なぜなら全人類の潜在意識同士はみな繋がっているのですから。


潜在意識は肉体ではないので霊的な要素を持ちます。物質的に肉体に作用するコロナウィルスよりも早く強く広くつながっているはずです。


また現在世界を悩ませているコロナウィルスは国境や人種や理念の壁をいとも簡単に越えて広がっており、ある意味で人類がみなつながっていることに気づかせてくれています。


●実践における重要なポイント

たとえば夫が妻に暴力をふるうという問題があるとき、夫人はその原因となる記憶が自分自身の中にあるとはなかなか思えません。つまり夫が問題だと思っている間は悔悛の言葉を吐くことが出来ないのです。


ここで潜在意識同士がつながってることを理解することが必要です。自分の潜在意識の中の記憶をクリーニングすることで、相手の中の記憶も中和されるのですから、相手の問題点を思った上でただ自分にむかってやればよいのです。


問題を目にしたとき(見せられた時)その原因となる記憶がいったい何なのかわからなくてもよいのです。しかしそれが自分の中にあると思って「自分の責任として」やるのです。


SITHホ・オポノポノが教えている基準は「100%自分に責任があると思ってやる」ということです。主人意識です。


これは裏をかえせば、他人に自分の力を預けない、「100%自分で解決できる」という意味になります。


目の前の問題は自分の中にクリーニングすべき記憶があることを教えているのです。だから問題に感謝し問題を愛したらよいというのです。


●エゴが邪魔する

もう一つ重要なことがあります。問題を見て、その原因となる記憶が自分にあると認め、100%私の責任だと思ってクリーニングしても、最終的には願っている結果に執着しないということです。


執着しているうちは「神聖なる知性(神)」を信頼していないことになります。


「なぜ」と問いを発している間はクリーニングされないそうです。また(誰かの)問題を見て「嘆く」「怒る」「考える」「それを他人に伝える」ことは問題にしがみついて放さないことと同じだそうです。


その結果、同じ問題を繰り返し見せられるはめになるのです。


神聖なる存在を信頼しそれに預けることです。さすれば自分にとって最もふさわしい方法で結果がもたらされることでしょう。


どれだけの期間やればよいのかなどと考えないでやるのです。


外的な実績の背後には必ず誰かの努力があるものです。ただし「自分がやったから」と思う人は気づかないうちに自分が劣化していきます。


重要なことは、その努力を通して自身の霊性や愛が成長したかという内的な実績だけです。


●絵画

ホ・オポノポノの説明が長くなってしまいました。絵画の話を一つだけ。


多くの人は植え付けられた罪意識からか自分を愛せない人が多いようです。


ある婦人が絵画展の会場に来られました。来るなり金守益画伯の母子像に惹かれ絵に引き寄せられていきました。絵の中の母子は穏やかな表情で互いの愛を感じているように見えます。

■金守益作品


金守益AGYU0142.jpg


この婦人の子供は小学6年生ですが母親よりも体が大きく、気にくわないことがあると母親である自分の顔をいきなり殴ったりするそうです。そのほか様々な問題のある家庭で、婦人は「もう逃げ出したい」と思っていました。


この方にSITHホ・オポノポノを紹介しました。すると自分に向かって「愛してる」とどうしても言えないと言います。その日は話だけ聞いて帰られました。


ところがこの婦人は次の日また来られてこの母子像を買ってゆかれました。この絵の中に理想を見たのです。家に帰って絵を思い浮かべたら「愛してます」の言葉が言えるようになったそうです。


絵を見るとネガティブな感情が薄くなっていくものです。この絵を見ながらホ・オポノポノをやってみるそうです。


その後、どのような変化があったかを調査しまたの機会にでもお伝えします。






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