テーマ:随想

古美術商と新画商「学びを逸した話」

美術商は、作家や業者から作品を預かったり買い取ったりしてそれを顧客に販売する仕事です。作家から作品(新画)を預かって売るだけならば許可は不要ですが、通常、一度でも他人の手に渡った「古物」を扱う場合、警察から古物営業の許可を取得して営業します。 美術品に限らず衣類や自動車など一度売られたものは全て古物です。 美術商の中で主に書…
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幸せになる絵画

「絵を買って家に飾ったら幸せになった」って、ホント? 絵を買ったら商売が繁盛した。 絵を買ったら望んでいた子供ができた。 絵を買ったら不登校の子供が学校に行くようになった。 絵を買ったら健康になった。 絵を買ったら家族の仲がよくなった。 こんなご利益を並べられても「なんの根拠があるのだろう」と思う。 別に絵を買…
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カタルシス体験/音楽「サイモンとガーファンクル・ボクサー」

絵画の前で泣く人がいる。カタルシスだ。芸術作品によるカタルシス(感情浄化)は、その人が記憶していようがいまいが人生体験に秘められた悲哀を美しく昇華させる。 《芸術のカタルシスは下記記事参照》 絵画の価値(3)「精神性」その1・生き様を映す絵 絵画の価値(4)「精神性」その2・潜在意識の浄化 カタルシスの瞬間は、理性や論理…
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ドログバの存在感とコートジボアール人の名言

2014FIFAサッカーワールドカップ・ブラジル大会の初戦、日本はコートジボアールに2-1で敗戦を期してしまった。しかし、ドログバ一人の存在感のすさまじさをまざまざと見せつけられた。スーパースターとはこういう存在なのだろうか。 日本は初戦敗れたものの、今後の予選二試合を日本らしさを見せて是非次に勝ち進んでほしいと思う。 …
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岡野岬石「酒徳と絵徳」絵が人を選ぶ

画家岡野岬石のフェイスブックにご自身に宛てられた手紙(メール)の内容が載っていた。「うまいお酒に出会うのは運がある人で、そういう人を酒徳のある人と呼んでいる」といったことが書かれている。 岡野フェイスブック記事 手紙自体は、岡野岬石から旨い日本酒を教えてもらったお礼のようなもので「絵も酒も作り手の気合がこもったものに…
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ルノワール「裸婦(ヌード)」 北漢山のチンダルレ

韓国ソウルにある借家の近くに北漢山(プッカンサン)という国立公園になっている岩山があります。 5月5日、この日は天気もよく、メタボ解消のための運動を兼ねて散策しました。 家から20分くらい歩くと登山路の入口に着き、そこから渓流沿いに一気に山に登りました。 「メタボのおじさんをなめちゃいけないよ」と、我ながらすごい勢いで…
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画家とコレクター「平野遼」

平野遼という画家の個展を初めて見たのは1990年ころだったろうか。画家の箴言(5)平野遼「本物の光」 当時、絵画の販売にたずさわってまだ駆け出しだった私が、この独特なそれとわかる画風を築き上げた芸術家にお目にかかる機会を得たのは、かつて銀座2丁目にあったセントラル美術館で行われた個展だった。 美術館といっても貸会場で、取引先…
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龍安寺石庭の土塀の怪

10月の終わりごろ京都の龍安寺に足を運びました。室町時代に作られた世界的にも有名なこの寺の石庭を訪ねたのは今回で4度目のことです。 ●石庭の厳格な美 龍安寺石庭の解釈に関しては諸説あるようですが、多くの観光客に混じって見せられる石庭は、そこから何かを深く感じ取るとか、誰かの解釈のもとにそれを検証することなどは叶わない…
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