テーマ:近代西洋画

ピカソ「ゲルニカ」とボブ・ディラン

●ボブ・ディラン「風に吹かれて」 昨年暮れに、シンガー・ソングライターのボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞しました。 何年間も毎年ノーベル文学賞の候補に挙がり、ついに受賞したのです。 何を隠そうこの私もボブ・ディランのファンで、70年代、大学生の頃には、東京公演に出かけて行ったほどです。でも訳された詩の内容までよ…
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ミュシャ展『スラヴ叙事詩』民族の誇りを描く

六本木の国立新美術館で「ミュシャ展」が開催されています。(2017年3月8日~6月5日) 作家はアルフォンス・ミュシャ(ムハ)というチェコ出身の画家。 パリで活動し、19世紀末にパリでアールヌーヴォーが流行ったころ人気を博し、今回も当時の版画が数多く展示されています。 しかし圧巻は、ミュシャが50歳を過ぎて描い…
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国立西洋美術館「常設展15選」

国立西洋美術館で「クラーナハ展」(2016年10月15日~2017年1月15日)が開催されている。今回の記事は私も大好きなクラーナハではなく、常設展の方から15点を選んでその画像を紹介する。 国立西洋の常設展は見ごたえのある作品が多い。今回紹介する作品は、ネームバリューや代表的絵柄や作品の大小にこだわらずに、自分が気に入ったものを…
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ルノワール展・国立新美術館「人と共にある絵画」

ルノワール展が国立新美術館で開催中(2016年4月27日~8月22日)。作品画像で綴ります。 オルセー美術館とオランジェリー美術館に収蔵されている作品からの出展で、ピエール・オーギュスト・ルノワール(1841~1919)のよく知られた傑作が多く展示されています。ルノワールの絵の場面とリンクする映画や他作家の絵画などもあり、当時のフ…
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ドギュメント「アートバブル’90」

2015年2月7日、ポール・ゴーギャンの作品が史上最高額の3億ドル(約360億円)で落札された。 タイトルは「Nafea Faa Ipoipo(ナファエ・ファア・イポイポ)=いつ結婚するの」(1892年作)。第一次タヒチ時代の名品だ。 非公開のプライベートセールだが、カタールの王室関係者が落札したらしい。 これまで…
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画家の箴言名言(9)ゴッホ「熱い魂の叫びに従った人生」

フィンセント・ファン・ゴッホの名言がWeb上で紹介されていた。その中のいくつかをRYOTAのコメント付きで紹介したい。言葉の原典は「ゴッホの手紙」からが多いと見受けられるが定かではない。前後の文脈もわからないので、切り取られた言葉に対して主観的にコメントしてみよう。 ①「絵になる風景を探す必要などないのです。自然というのは…
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チューリヒ美術館展ダイジェスト「濃密な美術史」

チューリヒはスイス最大の都市である。中世から現代までの美術作品を10万点以上収蔵するチューリヒ美術館。その中から19世紀末より20世紀前半に焦点を当てた企画展「チューリヒ美術館展-印象派からシュルレアリスムまで」は、まさに珠玉のコレクション展と言ってもよいだろう。 《国立新美術館 2014年9月25日~12月15日》 《神戸市立…
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ボストン美術館展「ジャポニスム」モネとゴッホが惚れた日本美術

ジャポニスムは、19世紀中後半に日本美術の独創性をもってフランスをはじめ西洋美術を席巻した世界的なムーブメントであった。ウィキによれば「ジャポニスムは流行にとどまらず、それ以降1世紀近く続いた世界的な芸術運動の発端となった」ほど。 世田谷美術館を皮切りにボストン美術館「華麗なるジャポニスム展」印象派を魅了した日本の美が開催…
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画家の箴言名言(8)―パブロ・ピカソ箱根彫刻の森美術館から

箱根の彫刻の森美術館「ピカソ館」にはピカソの作品コレクションが展示されている。そこに「ピカソの言葉」がパネルになっていくつか飾られていた。もう10年以上も前のことで、今は飾ってあるのかどうかわからない。 そのピカソの言葉に感動したわけだが、メモをとるのが面倒だったのでその場で写真に撮った。ところが監視していた職員に恐い顔で注意され…
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プーシキン美術館展(フランス絵画300年)ロシア富豪の芸術魂

愛知県美術館(2013年4/26~6/23)、横浜美術館(7/6~9/16)、神戸市博物館(9/28~12/9)で開催されているプーシキン美術館展―フランス絵画300年をダイジェストで伝えます。 「大エルミタージュ美術館展 西洋絵画の400年」世紀別ダイジェスト サンクトペテルブルク・エルミタージュ美術館「豊かさとは」 平山郁…
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ルノワール「裸婦(ヌード)」 北漢山のチンダルレ

韓国ソウルにある借家の近くに北漢山(プッカンサン)という国立公園になっている岩山があります。 5月5日、この日は天気もよく、メタボ解消のための運動を兼ねて散策しました。 家から20分くらい歩くと登山路の入口に着き、そこから渓流沿いに一気に山に登りました。 「メタボのおじさんをなめちゃいけないよ」と、我ながらすごい勢いで…
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天才画家ピカソ「無垢へのあこがれ」

■ピカソ「ラス・メニーナス(ベラスケスがいない全図)」1957年作 もうだいぶ前のことだが、韓国の田舎の村々を金敬烈という画家と一緒に車で旅したことがある。 当時金敬烈は「自然の肖像」というタイトルで「木」を題材にした絵を描いていた。この日も絵のモチーフとなり得る大木を取材するために、写真を撮ったりスケッチしたりの気まま…
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画家の箴言名言(6)/パブロ・ピカソ「虚構の中の真実」

「芸術は、真理を悟るための、虚構である。」/パブロ・ピカソ      ■ピカソ「3人の楽士(1921年)」 さて「画家の箴言」シリーズは過去に5回連載してきましたが、今回のピカソの言葉に関してもこれまで同様、画家が語った言葉の説明というよりは、その言葉から私の主観的な理解を伝えていきます。 まず、前回のブログ記事パ…
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パブロ・ピカソ「キュビズム」と作品の変遷

20世紀最大の巨匠画家パブロ・ピカソ(1881~1973)。今回は作品の移り変わりを画像とともに極めて簡略に述べていきますが、画家ピカソの画業の変遷を、作品画像とともにこれほど分かりやすく見ることの出来る貴方はなんと幸せ者でしょうか。 ●ピカソの画業の流れ ピカソが16歳のとき、マドリードで開かれた国展に古典的な様式の『…
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NHK日曜美術館 オディロン・ルドン「幻想の闇と光」

フランスの画家オディロン・ルドン(Odilon Redon, 1840~1916)は、初期の木炭によるモノクロの「闇に見開いた巨大な眼」から、50歳にして色彩を使うようになった「眼を閉じている婦人」、色鮮やかなパステルによる「幻想的な花」を経て、最晩年には再び「優しく見開いた眼」が登場します。 番組はルドンの作品10選でしたが、主…
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セガンティーニ「母子-絵を読み解く」

今回はセガンティーニを題材に「絵を読み解く」ということについて。 これまで、絵画の見方(1)「主観的鑑賞」・(2)「自分のこととして見る」・(3)「美術館での鑑賞のしかた」・(4)「心に映るものを見る」・(5)「誰でも絵が好きになる鑑賞法」で「知」よりも「情」に感じることを優先して絵を見ることを書いてきました。 今回は作品や…
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絵画の見方(4)「心に映るものを見る」

絵画という芸術は視覚芸術です。「百聞は一見にしかず」ということわざのごとく、目から入るものは耳から入るものより強い刺激があります。芸術の中でも一瞬で全てを情的に伝達することのできるものが絵画(美術)です。 今回も絵画の見方(1)「主観的鑑賞」と(2)「自分のこととして見る」と(3)「美術館での鑑賞のしかた」の続きです。 ●美…
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絵画の見方(1)「主観的鑑賞」

今回から何回かに分けて「絵画の見方」というテーマで書いていきます。 自分なりの絵の見方を持っている方よりも、絵画に興味があるのに今一歩入り込めないという人にはかなり役立つと思います。            ※スーチン「カスタン夫人の肖像」            ※ゴッホ「カラスのいる麦畑」 画家の箴言名言(9)ゴ…
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画家の箴言名言(4)パウル・クレー「嘘の無い絵画」

たとえばぼくがユダヤ人であってもガリチア人であっても、ぼくの人格も、ぼくの仕事も、少しも変更をこうむることはないでしょう。ユダヤ人も外国人もドイツ人より劣っていることはないというぼくの考え、立場は変えられないのです。権力者に媚びる悲喜劇的な役割を演じるよりも、降りかかる災難を甘受するほうを選びたいのです。(リリー・クレー宛の手紙 193…
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「パウル・クレー|おわらないアトリエ」東京国立近代美術館

「クレーは緻密な計算と分析と独特な技法で描いていたのだ」ということを、東京国立近代美術館のクレー展が具体的に教えてくれたことに意義はあるでしょう。 画家の箴言パウル・クレー「嘘の無い絵画」 ※クレー展チラシ(2011年5月1日~7月31日 クレー展ウェブサイト チラシの文章によると、かつて日本で開催されてきた数多く…
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画家の箴言名言(3)セザンヌ「修行僧のごとく」

「私はユダヤの偉大な指導者、モーゼのように約束の土地に入れるのでしょうか?わずかに進歩しましたが、なぜこんなに遅々として骨が折れるのでしょう。芸術とは、ほんとうに聖職者のように、それに全身全霊を捧げる純粋な人々を求めるものなのでしょうか?」 ポール・セザンヌ(1839~1906)が1904年にエミール・ベルナールに宛て…
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国立新美術館「シュルレアリスム展―パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による―」

       ※ルネ・マグリット 質の高い展覧会だと思いました。 展覧会ホームページ:http://www.sur2011.jp/ ディスプレイも入り口から証明を落として期待感を持たせる演出です。 1924年のアンドレ・ブルトンによるシュルレアレスム宣言以前のマルセル・デュシャンのダダから入り、戦後1960年代に…
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画家の箴言名言(2)―マチス「デッサン・精神的な光」

「デッサンにおける顔の性格というものは、その様々なプロポーションによって決まるのではなく、顔に反映している精神的な光によって決まるものである。」 アンリ・マティス(Henri Matisse, 1869- 1954)の初期のフォービズムから晩年の切り絵まで、その原色による自由な彩色を見ていると色彩の画家としてのイメージが強…
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フィンセント・ファン・ゴッホ「種をまく人」

        ※ゴッホ「種をまく人」          ※ミレー「種をまく人」ボストン美術館 2011年2月20日AM9:00から放映されたNHK日曜美術館「ゴッホ」を見ました。 ゴッホは、純粋でありながら、そのくせ激しい性格の持ち主ゆえに、その生涯はいつも「傷ついた心」を抱えていました。 「初恋の告白と失恋」…
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