テーマ:オールドマスター

奇想の画家ヒエロニムス・ボスと枝葉の刺繍の画家

ピーテル・ブリューゲル「バベルの塔」展に同時展示されていた作品の中で私が最も惹かれた4点の作品を紹介したい。その中には、かの奇想の画家ヒエロニムス・ボス(1450年頃~1516年8月9日、ネーデルランドの画家)の傑作が2点ある。 ブリューゲル「バベルの塔」解説(人類の理想を見る) ■ヒエロニムス・ボス「放浪者(行商人…
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ブリューゲル「バベルの塔」解説(人類の理想を見る)

ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ― が東京都美術館で開催されている(2017年4月18~7月2日) 大阪会場/国立国際美術館(2017年7月18日~10月15日) 奇想の画家ヒエロニムス・ボスと枝葉の刺繍の画家 ■ピーテル・ブリューゲル「バベルの塔」…
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国立西洋美術館「常設展15選」

国立西洋美術館で「クラーナハ展」(2016年10月15日~2017年1月15日)が開催されている。今回の記事は私も大好きなクラーナハではなく、常設展の方から15点を選んでその画像を紹介する。 国立西洋の常設展は見ごたえのある作品が多い。今回紹介する作品は、ネームバリューや代表的絵柄や作品の大小にこだわらずに、自分が気に入ったものを…
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ヴェネツィア・聖母・ティツィアーノとルネッサンスの巨匠たち

日伊国交樹立150周年記念の展覧会が開催されている。「アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」である。その中から聖母マリアを中心に画像ダイジェストで贈りたい。おまけで載せている作品画像がまたよいのだ。 (東京/2016.7.13~10.10国立新美術館、大阪/10.20~2017.1.15国立国際美術館) 展示…
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「ボッティチェリ展」が語ってくるもの(東京都美術館)

日伊国交樹立150周年を記念して開催されている「ボッティチェリ展」(2016年1月16日~4月3日東京都美術館)。重要作品紹介とそれに付随する話、さらにこの天才ボッティチェリに対する驚きと惜しむ心をここに綴りたい。 東京都美術館ボッティチェリ展HP ■サンドロ・ボッティチェリ「聖母子(書物の聖母)」1482~83年 テンペラ/板…
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リアルとフィクション「デューラー・祈りの手」

ここのところブログを更新する余裕がないのは、仕事が忙しいこともあるが、今年に入ってから、一部の人にアートメルマガなるものを送っているからだ。 私が見たアートにまつわる不思議なできごとをメールマガジンで送っているのだが、人によっては穿った見方をする可能性もあるので一部の知り合いだけに送っている。 アートメルマガは44回配信して…
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国立西洋「フェルメールに帰属《聖プラクセディス》」のフィクションストーリー

国立西洋美術館が、フェルメールに帰属するとしている作品『聖プラクセディス』の寄託を受けて2015年3月17日から常設展示している。 ■ヨハネス・・フェルメールに帰属『聖プラクセディス』1655年(101.6×82.6) ●産経ニュース3月15日付け記事から 「真珠の耳飾りの少女」などで知られる17世紀オランダの画家、ヨ…
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ミケランジェロ彫刻「ダビデ像」気高い意志

ピエタと並ぶミケランジェロの代表作「ダヴィデ」(1501~1504年制作)は、現在はフィレンツェのアカデミア美術館に展示されています。これは大理石でつくられ身の丈5.17メートルという巨大な彫刻像です。 ミケランジェロ彫刻「ピエタ」美しきミーメーシス 下のふたつの写真を見比べてください。像と同じくらいの高さから写した上の写真は上…
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ミケランジェロ彫刻「ピエタ」美しきミメーシス

ピエタはイタリア語で「敬虔な心」「哀れみ」「慈悲心」などの意味があります。「ピエタ」は、死体となったイエスが十字架から下ろされ、聖母マリアの腕に抱かれた姿を描いた絵画や彫刻作品のことです。 ミケランジェロ彫刻「ダビデ像」気高い意志 ■ミケランジェロ「ピエタ」1498~1500サンピエトロ大聖堂 ルネッサンス期を…
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「ラファエロの魅力」国立西洋美術館ラファエロ展から

ラファエロ・サンティ(1483~1520)はレオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519)とミケランジェロ・ブオナローティ(1475~1564)と並ぶ盛期ルネッサンスの三大巨匠の一人です。 ■ラファエロ「自画像」1504~6 「ラファエロ」展は国立西洋美術館で2013年3月2日から6月2日まで開催されています。 htt…
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キリスト磔刑図・私の十字架

■エル・グレコ「十字架のキリスト」国立西洋美術館蔵1610~14 ●あるTV番組 もう何年も前の話だが、「重度の障害をもった男子中学生が、卒業にあたって普通クラスの生徒たちのために漢字で書を書いてあげる」というドギュメンタリー番組を見たことがある。 障害をもった生徒は歩けず両手も使えず話すこともできない。彼は車いすに座…
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フェルメール「真珠の耳飾りの少女」珠玉のトローニー

東京都美術館で開催されている「オランダ・フランドル絵画の至宝/マウリッツハイス美術館展」(2012年6月30日~9月17日)にフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が展示されています。巡回展は神戸市立博物館(2012年9月29日~2013年1月6日) ■ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」1665年頃 西洋では主に…
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レンブラント「自画像」油彩画ギャラリー

レンブラント・ハルメンス・ファン・レイン(Rembrandt Harmensz. van Rijn、1606年 - 1669年)は、17世紀を代表するオランダの画家です。 レンブラントは生涯において60点余りの自画像を残しています。 当時自画像は注文されない、つまり売れない絵でした。にもかかわらず、レンブラントが自画像を数多…
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天才画家カラヴァッジョとヴェントローネ「聖と俗」

●カラヴァッジョ イタリアの画家で初期バロックの巨匠カラヴァッジョ(1571~1610)は、暗黒の背景に劇的な光とともに聖書の物語を描き出しました。 聖書に登場するイエス・キリストやマリアなど、カトリックの聖人たちをまるで当時の人々の現実生活のごとく見せたのです。                ※カラバッジョ「ロレート…
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国立西洋美術館「レンブラント」光の探求/闇の誘惑

「レンブラントの版画は100回見ても常に新しい発見がある」 たしかこんな言葉を入り口で上映していたスクリーンの中で外国の研究家のどなたかが語っていました。 また、 「本当のレンブラントファンは油彩画よりも版画の方を好む」 とかも言っていました。 なるほど、マニアにはたまらないのがレンブラントの版画か…
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フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展

Bunkamuraミュージアムで「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」を見ました。フェルメール独特の窓から差し込むやわらかい光は健在です。 精緻で繊細な筆づかいで描かれたリアリズム絵画は、画面に登場する地理学者の頭の中に巡らされた思考までも描き出そうとしているかのようです。 この一枚の絵にまつわる大…
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